シェイクスピアでまなぶ恋の秘密。ほんとうはちょっと重たいジュリエット。

【天才劇作家シェイクスピア】

ウィリアム・シェイクスピアといえば、いうまでもなく数百年前の劇作家です。

『ハムレット』や『リア王』を初めとするその作品は深い洞察と人間理解にあふれ、いまなお、各地の劇場で上演されつづけています。特に演劇にくわしくない人でも、かれの名前を知らないということはありえないでしょう。

そして、シェイクスピアといえば恋愛劇の達人、その道の先駆者でもあります。はたして本人自身が恋愛の名人であったかどうか、それはわかりませんが、とにかく恋愛を描くことにかけてはまさに右に出るものがいない人物であるわけです。

そういえば、シェイクスピアその人を主人公にした『恋におちたシェイクスピア』という映画がありました。アカデミー賞を何部門も受賞している名作で、特に衣装と脚本の美しさは絶品。

全編、明るく楽しいトーンながら、切ない印象を残す作品といえ、個人的にとてもオススメです。機会があればぜひ見てみてください。

しかし、今回はシェイクスピア自身の物語ではなく、あくまでかれの作品から、恋愛のエッセンスを学んで行こうと思います。参考に取り上げるのは小田島雄志さんの名著『シェイクスピアの恋愛学』です。

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