かゆくてたまらない冬の乾燥肌。皮膚の乾燥を悪化させる原因はインナーにあった!?

冬の乾燥肌、かゆいですよね。ついついかきむしって、皮膚が真っ赤でボロボロに…なんてことにはなっていませんか? 特に乾燥肌・敏感肌の方にとっては、意外なところに落とし穴があるんです。
普段何気なく着ているアレが、もしかしたら乾燥肌をさらに悪化させる原因になっているかもしれません。
一体何が乾燥肌を悪化させているのでしょうか。早速見ていきましょう。

ヒートテックは肌を乾燥させてしまう

毎年、冬になると飛ぶように売れる、水分を吸収し発熱する暖かインナー。ユニクロのヒートテックに代表される、吸湿発熱繊維を売りにしている肌着。誰もが1度は着たことがあるのではないでしょうか。


・ユニクロ【ヒートテック】
・ミズノ【ブレスサーモ】
・しまむら【ファイバーヒート】
・トップバリュ【ピースフィット】
・イトーヨーカドー【ボディヒーター】
・グンゼ【ホットマジック】

など各メーカーが開発を重ね、独自のブランドを打ち出しています。メーカーによって特徴もさまざまで、裏起毛や繊維の編み方などいろいろと工夫がされているようです。
値段も1,000円以下のものからありお手頃。ヒートテックなどは週末のセールで安くなったりするため、まとめ買いをしているという方も多いのではないでしょうか。
一度着たら、その保温力に感動して手放せなくなった、何枚も持っている、冬は肌着からタイツまで、ヒートテックなどの化学繊維オンリーという方もいらっしゃると思います。
ところが、今や冬の定番となった、これらヒートテックなどの化学繊維から出来ている吸湿発熱繊維の肌着。実は乾燥肌やアトピー・アレルギー体質の方には向かないのです。
乾燥肌の方はさらに乾燥を悪化させてしまう原因に。アトピーの方は余計に酷くなってしまうこともあるんですよ。
皮膚科医も、乾燥肌で荒れている方には【ヒートテックをやめましょう】と警鐘を鳴らしています。
これは一体どういうことなのでしょうか。

 

乾燥肌にヒートテックが向かない理由


なぜ、乾燥肌やアトピー・アレルギーの方はヒートテックをやめた方が良いのでしょう。
その理由は、ヒートテックに使われている吸湿発熱繊維にあります。

吸湿発熱繊維は、体から出る水分を吸収することによって発熱するという仕組み。汗をかいたときなどは、さっと水分を吸収し拡散させる機能を持っています。この吸収性・速乾性が乾燥肌やアトピーには良くないと言われているのです。

また、化学繊維インナーはポリエステル・アクリル・レーヨン・ポリウレタンなどから出来ているのですが、これらの化学繊維が摩擦によって肌を傷つけてしまうのです。
そのほか、化学繊維に対するアレルギー反応としてかゆみが起こることも考えられます。

対策方法はあるの?

急にヒートテックはやめて!と言われても、真冬の寒さに最適な素材でもあるため、なかなか手放したくないですよね。
でもヒートテックをやめれば、酷い乾燥肌やアトピーが改善したという報告もあるんです。

【ヒートテック=とても暖かい】というイメージが定着してしまい、他のインナーでは暖かくないんじゃないの?なんて思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

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