不倫! その時彼らは何を求めているのか(A子の体験2)

不倫! その時彼らは何を求めているのか(A子の体験2)

★不倫男、部下を口説いたらアンケートとられた

※本稿は、すでに掲載されている「遠距離恋愛中に不倫男に口説かれてその人にアンケート調査した話の続きです。友人A子の体験を本人の許可を得、固有名詞や特定につながりかねない情報は避けて書いております。

★不倫男、部下を口説いたらアンケートとられた

既婚子持ちのS田さんは部下のA子ちゃんを口説いていたのですが、相手が悪かったのかあやうく口説きメールを人事課に提出されるところでした。

しかしA子ちゃんが遠距離恋愛中で男心について悩んでいたこと、気になると調査してみたくなる性格であったために、待ち合わせたレストランでアンケートを取られる事になりました。

最初は驚いていたS田さんでしたが、「男の99%は浮気してる!」と豪語したあたりからなんだか開き直って来た様子だったそうです。状況的にはそれもしょうがない気もします。

S田: 「A子ちゃんは浮気したいって思った事ないの?遠距離なんでしょ?女性だって浮気するんだよ?」

A子: 「二股とかしてる知り合いの女の子もいたんですけど、どうも幸せそうじゃなかった印象があるかなー。あと浮気するほどの出会いがなくて、目移りするタイミングがなかったのもあるかもです。」

S田: 「まだ子供なんだねー、でもさみしいでしょ?

A子: 「マジでさみしいですよ遠距離!そしてマジで休みをください。

S田: 「休暇はどうにもできないけど愛とかならあげれるよー」

A子: 「あ、愛という名のお金だったら多少ひかれる気持ちが解るかも」

S田: 「そういうのじゃないんだよ~!!」

A子: 「・・・・(じゃあどういうのなんだよ?(休みを増やして給料あげてくれ!))」

★A子の疑問、浮気男って何考えてんの?

★A子の疑問、浮気男って何考えてんの?

A子: 「S田さんにとって浮気とか不倫は何のためにするものなんですか?不倫とかになるとけっこうなリスクもあるのに。」

S田: 「うーん、最初にも言ったけど男は浮気する生きもんだからねー、へたしたら何も考えてないかもしれない

A子: 「えーS田さんがリスク考えないとか正直意外です。部下的には計算高いキャラですよ。いい意味で。」

S田: 「そりゃ一応、相手は選ぶかな。リスクがあるのは解ってるし、A子ちゃんだから口説いたわけだし、A子ちゃんだから話しきいてるわけよ?」

A子: 「・・・・(信頼してる的な表現だけど、やっぱ寂しそうとか軽そうな女選んでるんだろな。へこむームカつくー、でも怒らず対応してくれるのはありがたい!)」

A子: 「じゃあもしですね、私がちょっと悪い女子で、お金目的でOKだしてたら、S田さんひっかかっちゃったかもですよね?あと、S田さんにほんとに惚れちゃった場合なんかはもっとめんどくさそうに思うんですが・・」

S田: 「お金目的はねーすぐ解るからだまされないかな。ほんきで惚れてくれる場合なんて最高だよ!めんどくささで言うならこの会話は興味深いけどめんどくさいよ笑」

A子: 「笑・・・やっぱそうですよね、だから今しかチャンスがないって思っちゃったんですよー。ではですね、男性にとっての理想の不倫ってどんなのなんですか?みんな何を期待して不倫や浮気をするんでしょう?」

S田: 「あーなるほど、確かに、うーん例えばのシチュエーションなんだけど、、」

S田さんは質問が気に入ったらしく、それまでの気だるそうな対応から一変していきいきと語りだしました。

★不倫する男女が期待しているものとは?

★不倫する男女が期待しているものとは?

A子ちゃんの質問に応える形で語りだしたS田さん、この後数十分“理想の不倫”を物語仕立てで語りだしたとか。

数十分というのは言い過ぎに思いますがA子ちゃんの肌感覚なのでしょう。確かに長いので要約すると下記のとおりです。

旅の男(既婚)がゆきずりの女と一晩共に過ごしたが明朝わかれ別々の道へ。男は女を忘れられず、手を尽くして彼女を見つけたが彼女も家庭をもっており、隙をみて声をかけたがお互いのために、もう会わないでおこうと約束するのであった・・・

ひとしきり話すと、S田さんはこんな愛のある体験をたくさんしたいと語っていたそうですが、A子ちゃんは一晩の性欲をみたした所、男がストーカー化するホラーのように感じたそうです。

追いかける側が女だったら、S田さんも怖さがわかるのでは?と思ったそうですが、あまりにもご機嫌で語るので言えなかったとの事。

★男の理想、何歳になってもいつでも恋がしたい

★男の理想、何歳になってもいつでも恋がしたい

A子: 「すごいですね、まさか物語仕立てでくるとは思いませんでした。」

S田: 「いやーA子ちゃんも熱心に聞いてくれるもんだから、遊びとかお金じゃないんだって所を伝えたくなってさー」

A子: 「旅の男っていうのはやっぱリアルだと出張中とかってことになるんですかね?遠距離なんて浮気率が半端ないって事ですよね・・・」

S田: 「浮気と不倫はちょっとちがうけど、男はよそ見するもんだって感覚は持っておいた方がいいよ。その方が男はいきいきするもんなんだよ!」

A子: 「さすがに、そんな悟れないなー、S田さんは奥さんが浮気してても多少納得というか、ありなんですか?」

S田: 「あーそれがねA子ちゃん、男は女がというか、自分の彼女や奥さんが浮気するなんて信じられないとおもっているだよね。だからめちゃめちゃ怒るよ。」

A子: 「うんうん・・・・・ え?」

私も聞いていて・・は?ってなりました。S田さんいわく、男性というのは、自分や他人の妻の不倫は心地よく感じるタイプであっても、自分の妻の不倫は受け入れる事自体不可能との事。

そりゃそうだろうと思う反面、この流れで堂々とマトモな事を言われると、男性のかかえる闇を感じます。

この後A子ちゃんは不倫男性と現実の結婚生活について分析をはじめますが、話しががらりと変わるので一端終わりたいと思います。

《続き》不倫男は奥さんを愛しているかもしれない(A子の体験3)