「方言=かわいい」ってホント?方言をしゃべる女子がモテる理由

「方言=かわいい」ってホント?方言をしゃべる女子がモテる理由

マツコ・デラックスさん出演の某番組などで最近取り上げられるのが、方言をしゃべる女子。
王道の京都弁や博多弁から、普段はなかなか聞くことのない地方の方言まで、日本にはさまざまな方言があります。
なんでも、男性にとっては、方言をしゃべる女子はかわいく見えるんだとか。
えぇ!? 方言をしゃべるだけでポイントアップなの!?

というわけで今回は、最近話題の方言女子はやっぱり得なのかを調査していきます。

 

方言女子はどう思っているの?

方言女子はどう思っているの?

まずは実際に地方出身で現在は東京に暮らしている方言女子の意見を聞いていきましょう。
「取り立てて意識をしている訳ではないけど、やっぱり初対面の人の前で会話をすると、必ず“関西出身?”と聞かれます。イントネーションが違うんでしょうね」という京都出身のAさん。
方言女子であることは、会話が弾むきっかけになるんだそう。
たしかに、方言をしゃべる人にはついつい出身地を聞きたくなったり、もしかして同郷だったりすれば、さらに話が弾んだりしますもんね。

一方、東海地方出身のBさんは特に方言女子で得したことはないと言っています。
「関西弁とか博多弁とかみたいに、知名度が高い方言ならまだしも、私のような中途半端な方言はただ“訛っている”だけ。

しかも、東海地方=名古屋弁のイメージが先行していて、“みゃーみゃー言わないの?”って聞かれるし……。方言女子のメリットは一切ないですね」。

 

男子の意見をチェック

男子の意見をチェック

一方、そんな方言女子について、男子はどんな印象を持っているのでしょうか?
東京出身で自身は一切方言をしゃべらないというCくんは「方言ってかわいい!」と方言女子を大絶賛しています。
「標準語を聞きなれていると、方言女子の語尾がすごくかわいく聞こえるんです。それだけで確実にポイントアップですよね」。
そうか、普段方言に接しない都会っ子にとっては、方言女子って新鮮さがあるのかもしれません。

では、男子自身が方言をしゃべる場合は、どうなるのでしょうか?
広島出身のDくんにとって方言女子は「普通」だそう。
「周りもみんな広島弁だし、方言をしゃべることが当たり前だから、女子が方言だからってそれが魅力にはならないでしょう」と、ごもっともな意見です。

北海道出身のEくんは「北海道以外の方言をしゃべる女子に会うと、ドキドキする」んだとか。
「北海道弁って“訛ってる感”がすごいでしょ。でも、京都とかの方言って、響きがキレイというか。あぁいう方言をしゃべる女子が好き!」と熱弁中です……。
つまり、男子自身が方言をしゃべる場合でも、自分の方言とは異なる響きの方言女子であれば、ポイントになるのかも!?

方言は選べないけど……

ところで、ここまで方言女子に対する女子、男子の意見を聞いてきましたが、そもそも方言って自分の意志では選べませんよね?
いくら方言女子が得だからって「今日から関西弁にします!」なんていう訳にもいきません。

でも、その先天性が方言女子の魅力なのではありませんか?
本人の意思ではなく、コントロールすることもできないからこそ、その女子の魅力になりうる!

これぞ方言女子の醍醐味なのです。
だからこそ、もしも自分の方言を気にしている人は、敢えて標準語に直したりせず、そのままでいてほしい!!

ちなみに、実は筆者自身も方言女子です。
ただし、メジャーな方言ではないのが辛いところ……。
本人は標準語をしゃべっているつもりでも、時に「え? 何その単語??」と、単語レベルで通じないなんていう悲劇もしばしば。
でも、たしかにAさんが言っていたように、方言であることから会話が弾むこともあります。

正直、方言女子が得かどうかはあまり実感したことはありませんが、それでもやっぱり「◎◎ですね」と標準語で伝えるよりも、「◎◎やよなぁ」と自分が言い慣れている方言で表現したほうが自分の心がきちんと伝わるような気がしています。
先ほど、方言女子の魅力はその先天性だとお伝えしましたが、方言ユーザの体感を加えると、方言女子の魅力は、方言を使うからこそ、素直な感情がまっすぐに伝わるという点もあるのではないかと思っています。
皆さん、そう思いませんか?

 

いかがでしたか?
今回は最近テレビ番組などで取り上げられ、世の中に知られるようになった方言女子。
実際に方言をしゃべる女子は得を感じている人、感じていない人とさまざまでした。
一方男子の意見も「方言=かわいい」という人もいれば、自分が方言をしゃべるから、方言女子であることに特別な感想はないという人も。

今回方言女子について調査していく中で感じたのは、方言女子は方言を使っている時こそ自然体で、素直な表現ができているということ。
だからこそ、方言女子であることが魅力につながっているんですね。
というわけで、もしも方言女子であることを隠している女子がいたら、それこそ損! 潔く、方言女子を貫きましょう!