ボケる女とつっこむ女、それぞれの生き方

ボケる女とつっこむ女、それぞれの生き方

聞くところによると、関西では比較的幼少の頃から、自分が“ボケ”なのか、“つっこみ”なのかを認識しているとか。
ボケとつっこみといわれると、どちらなのかの判断に迷う人も多いかと思いますが、言い直してみれば、人の輪の中にいる時に、自分から盛り上げるタイプは“ボケ”、人が盛り上がったいるところに一声加えてさらに盛り上げるタイプは“つっこみ”ということ。
そう考えてみると、関西の人ではなくても、自分がどちらのタイプなのか、少し判断できるのではないでしょうか。
では実際のところ、ボケる女とつっこむ女はどちらがより得なのか……。
今回は、ボケる女とつっこむ女、それぞれの生き方から損得を考えてみます。

ボケる女の損得ボケる女の損得

ボケる女の損得-2

まずは“ボケ”タイプの女性について。
その最大の魅力はやっぱり、自分から笑いを取れる、自分から人の輪を盛り上げることができるという点です。
“この子がいるだけで、楽しいな”と思ってもらえる、“この子の周りは笑いが絶えないな”と思ってもらえることは、女性としての魅力につながりますよね?
また、本人が無意識のうちに可笑しなことをしている“天然ボケ”も、女性として“可愛らしい”とみなされることがほとんどです。
実際に筆者の周りの男性たちも、天然ボケの女性に対して、“ついついツッコミを入れてしまう”“なんだか小動物を見ているようで飽きない”なんていう高評価をしています。
では、ボケる女にデメリットがないかというと、そういう訳でもないよう……。
例えば、“なんだかおもしろいところを全部持っていかれているような気がする”と若干ひがみにも似た感情を持つ男性がいたり、天然ボケも度が過ぎると“ほどほどにしてほしい”と思う男性がいたり。
あるいは、女性同士では“天然ボケ”ではなく“天然ボケを装っている”と思われてしまう(または、本当に装っている!?)なんていう場合もあるんだとか。
本来の性質としてボケる女であっても、TPOを見極めることがとっても大切ですね。
また、装いのボケる女の場合、正直見破られていると思った方がいいのかも!?

つっこむ女の損得つっこむ女の損得

つっこむ女の損得-2
では、“つっこみ”タイプの女性はどうなのでしょうか?
つっこむ女の魅力といえば、彼女がいることで、その時の会話がより面白くなり、ボケる人たちを活かしてあげられる点。
時に冷静な視点も必要なので“周りをしっかりと見られている”女性、“場を引き締めつつ、さらに盛り上げてくれる”女性という印象を与えることができます。
筆者の独断と偏見のイメージでは、つっこむ女の方が、一人でいろんなことにチャレンジして、世の中をたくましく渡っていくデキル女のような気も……。
男性たちからも“つっこみを入れてくれる人がいるから、安心して話を進められる”なんていう高評価の声を聞きます。
では、そのデメリットはといえば、つっこむ女=厳しいというイメージを持たれてしまうこと。
“何してんのよ”“そうじゃないでしょ!”なんていう鋭いつっこみを続けていると、一部の男性は、つっこむ女の前で自分らしさを発揮しづらくなってしまう可能性も無きにしもあらずです。
また、時に、つっこみが激しすぎると、自分が非難されていると感じる人もいるよう……。
まさに、芸人コンビさんなどがよく使うような“愛のあるつっこみ”をできるかどうかが、つっこむ女の肝となってくるんですね。