【芦屋道顕】男性におごってもらえない・何かと損をしがちなおぬしがチェックするべき「親との会話」【言霊】

【芦屋道顕】男性におごってもらえない・何かと損をしがちなおぬしがチェックするべき「親との会話」【言霊】

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恋に悩む女性の中でも、恋人がいないだけでなく「他の女性に比べて、自分はあまり男性から大切にしてもらえない」という悩みを抱えている女性は多いようじゃな。

特に、周囲の話を聞くと、女性は何かと男性からおごってもらったり、プレゼントをもらったりしているけれど、自分にはその経験がない。他の女性が学校や職場の男性から、親切にしたり困っているときに手助けしてもらえたりするのに、自分はいつも冷たくされたり放っておかれる……。

このような悩みの解決に、一般的な恋愛テクニックも役立つであろうが、そもそも「なぜ、自分だけ損をするのか」と思っている女性には(男性もじゃが)育ってきた家庭環境、家族や身近な友人たちとの会話にその原因があるやもしれぬ。


■円満家庭で育っても問題を抱えることがある

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習慣になってしまっているので、その言葉を発していることも意識しないと気付かないものであるが「男性から大切にしてもらえない」女性の多くが、

男性に対してではないものの、ふだんの会話で「拒否」の言葉をよく発している

ことがあるのじゃ。

夫婦円満、親子関係が良好な環境で育った女性よりも、複雑な家庭環境で育った女性が恋愛に悩みを抱えることは多い。が、家庭環境が良好でも、ふだん家族と交わす会話の内容によっては、他の女性に比べて「もらえるものが少ない」傾向が出てしまう。

よくあるのは、両親が過保護であれこれと子どもの生活に口出しをしてくる、先回りして何かと「いらぬこと」をしてしまうパターンじゃ。

このような親の元で育つと、意図せずして拒否の言葉を多く発する生活になる。

■「いらない」「やめて」日常の中で染み付いた「拒否」の言葉の呪い

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たとえば、おぬしの親が過保護で口出しが多いとする。

朝起きれば、母親が、

「パンは食べ終わった?ヨーグルト出そうか?果物は?オレンジ切ろうか?」

と、どんどん食べ物をすすめてくる。おぬしはヨーグルトも果物もいらないとする。そこで「いらない」と答える。

しかし、母親はさらにすすめてくる。「そう?でも出せば食べるでしょ?」おぬしはもう一度断る。「いらないって!」

家を出ようとすれば「今日、雨降るらしいわよ。傘持っていきなさい、傘!」と、手ぶらで出ようとするおぬしの手に無理やり傘を握らせようとする。おぬしは「いらない、やめて!」と強く断る。

日常生活のあらゆる場面で、おぬしは他の人に比べて断り文句を多く発する。親だけでなく、学校や職場、友人関係でも何かとおぬしが望まないものを、それが善意であってもやたらとすすめてくる人物がいれば、おぬしは「ごめん、いらない」「ごめん、行けない」と発し続けることになる。

これが、知らず知らずのうちに「言霊」として働き、目には見えぬ「拒否オーラ」としておぬしを覆ってしまうのじゃな。


 

■拒否オーラはやってくる「すべて」を跳ね返す

家では拒否の言葉をたくさん使っていて、学校や会社、意中の男性だけでなくほかの男性はもちろん、女友達との会話でも「拒否する言葉はなるべく使わない」よう心がけていても、長年の間に染み付き習慣となった「断り癖」そして長年発してきた断り文句の「言霊」は強く、おぬしの運命を形作る。

このいらぬススメを拒否をする拒否オーラは、いらぬものを「最初からやってこない」ようにするのに効果がある。おぬしが断り続ければ、いくら押し付けがましい母親でも、朝食時にいらぬ果物をすすめることはなくなるであろう。

しかし、困ったことにこの拒否オーラは己にとって不要なススメ以外も「最初から来なく」してしまうのじゃ。

それが、おぬしが望むような「周囲の男性からのちょっとした親切」や「食事をおごる」あるいは「旅行の土産をくれる」などといったことであろう。

■対策はひたすら拒否の言葉を発さない・プラスの言葉に言い換える

この対策は、やはり根底から断ち切るしかない。家族との会話でも拒否の言葉を言わずに済むよう、断りたいときも「ありがとう」と一度は受け入れるのじゃ。

「ありがとう」と言って、「でも、いらない」の言葉は飲み込み、オレンジを母が手に取ったら、包丁を入れる前に受け取って冷蔵庫へ戻す。言葉ではなく、行動できちんと示すのじゃ。それが難しければ、食べたくなくともオレンジを食べる。

この積み重ねは正直なところ、ストレスになるやもしれぬ。しかし、よほど嫌なことではない限り「やってくるものを拒まない」ようにしていくと、不思議なことに「それ以外」もやってくるようになる。

「夜は肌寒くなるらしいから、羽織るものを持って行きない」と、出掛けに無理やりおぬしのカーディガンを持たせる母にNOと言わず、荷物にはなるがカーディガンを持っていく。

すると、いずれ会社の飲み会で、エアコンの風が直接当たる寒い席で震えていたら、今までは誰も気にしなかったのに、同僚の誰かが「席、代わろうか?」と声をかけてくれるやもしれぬ。

友達が「試写会のチケットがあるけど行かない?」と、おぬしの趣味ではない映画の試写会に誘ったら「好きじゃないから」と断らず行って、誘ってくれたことに感謝しできるだけ映画を楽しんでみる。

すると、これもまたいずれ、ちょっといいなと思っていた先輩に「○○イベントに友達と行く予定だったけど、友達がその日仕事入っちゃって。よかったら」と誘われるやもしれぬ。

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決してすぐに効果が出るものではないが、少しずつ少しずつ、おぬしが望んでいたものを受け取れるようになっていくはずなのじゃ。


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