婚活体験連載・第10回 結婚を夢見てる「理想のタイプは短髪男子」
【連載記事】
理想のタイプ
婚活パーティーに2回参加し、合コンにも2回参加し、それなのに何もない状況。
出会いの場に出向いて、誰ともなんともなっていないのってどうなの?
そもそもいったいどんな人が好きなの?って自分の中で理想のタイプをリスト化し、次の婚活パーティーではこの理想のタイプを狙っていけばいいじゃない!という作戦に。
(理想のタイプを狙う前に自分の欠点を直していかなくていいの?っていうツッコミはこのときしていないのです。オソロシイ)
理想の人を前にすれば、積極的に動き出してアプローチするはず! そしたら良い出会いを摑めるはず!っていう寸法です。
「気になる!」っていう人が目の前にいれば、是が非でもなんとかなろうと思って頑張るかもしれない…。
ということで、理想のタイプに出会う婚活パーティーへと参戦することに!
MANAの理想のタイプは、一言でいえばスポーツマンです。
短髪がいいんです。オシャレ短髪でも構いませんし、坊主でも構いません。
ただ、髪はスポーツマンみたいに短いくらいがめっちゃ理想的。
体型はなよなよした細い体でなく、まるまる太っちょでなければいい。
学力とか求めないし、働いていて仕事にやる気があるなら、それでいいし。
怒りっぽくなくって、こっちの話も聞いてくれる人であればいいし。
気長な人だといいよねって思う。
…理想が高いのかどうかわからないけれど、とにかく次に参加する婚活パーティーの基準は決まりました!
今回は個室の婚活パーティーを開催していて、なおかつ細かい条件設定などができる企業さんに参加です。
爽やか男子と短髪
爽やかスポーツ男性、そして短髪であることが条件の婚活パーティー。
新宿某所、個室での開催でした。
個室って言っても、ドアがついた部屋ではなく、壁による仕切りがある空間(1畳半くらい)での会話となります。
女性は1人1部屋与えられ、個室での待機。
男性は大部屋にて待機、パーティーが開始すると女性が待つ部屋へと案内されます。
さて、小部屋に案内された私。
先に印刷されたプロフィールが部屋に置かれているので、それをチェックしながら期待に胸を膨らませていきます!
どんな人がくるのか、短髪で、爽やかで、スポーツマン…。
私の理想が詰め込まれた相手…。
その日の参加者は8人。
性格的に合いそうな人が1人くらいいても、おかしくない。
私の婚活、今日で終わるかもしれない。
そんな予感がしていた、パーティー開始前。
どこに理想がいる
パーティー開始と共に私が覚えたのは、激しい違和感です。
( ゚д゚){条件に短髪って書いてあったよね…?
(;=_=){爽やかって書いてあったよね…?
(#゚Д゚){スポーツマンって書いてあったよね…?!
やってくる男性やってくる男性、皆が条件に当てはまっていないように見えるのです。
短髪の男性が理想!という私には、こだわりがありました。
男性って元々、女性よりは髪が短いじゃないですか。
長く伸ばしていない限り、女性のショートカットくらいが男性の平均的な髪の長さだと思うのです。
女性ならショートカットで充分、短髪と言えるけれど、男性の場合はそれだと平均的なだけであえて短髪と表現するのもおかしいと思うんですよ。
男性の短髪は女性のショートカットの長さではない!
あえていうなら、ベリーショートくらいが男性の短髪だと思う!
短髪が好き過ぎてこだわりが強すぎるあまり、面倒臭いと言われることもあるこの好み…。
安易に「短髪男性」という言葉に飛びついた結果、やってくる男性に「それは短髪ではない!ただの平均だ!」とツッコミたくなる事態になりました。
あとは、すでに毛根が失われつつある髪形とかですね。
髪の長さは平均より少し長いくらい。この日、彼が一番髪が長かった。
あえて言おう。
ハゲでも残った髪が長ければ、短髪ではない。
髪を切って! せめて髪を切れば短髪と認められるのに、どうして残った髪を伸ばすの!
それはもうハゲを強調しているだけだ!!
理想のタイプとは
この日の私は、短髪爽やかスポーツ男性に出会い、一目惚れして、一生懸命アピールして、メッセージカードを送り、カップリングするっていう計画でした。
8人の(自称)短髪男性と出会い、お話をしていくなかで、どんどん下がっていくテンション。
噛み合わない趣味と話題。
誰もが言う「趣味はスノーボードです」「今は忙しくてスポーツやってません」
そして、平均より少し短いだけの短髪…。
理想のタイプに出会えなかった私は、メッセージカードすら送らず、カップリングしないで帰ってきました。
「よろしく!」というメッセージカードをもらったけれど、うんともすんとも気持ちが動かなかったのです。
敗因はわかっています。
まず初めの躓き。
参加男性の短髪と私が理想とする短髪が違った。
私は短い髪型が好きだけれど、男性は周りより髪が短いorハゲていることを短髪と思っていた。
次に爽やかスポーツ男子。
爽やかなんて人、いなかった。
スポーツも「あ、趣味でしてて、最近は仕事が忙しくて」という返し。
当たり前だ、世の中の社会人は趣味に時間をかけるよりも仕事が忙しいのだ。
そして、婚活もしているのならスポーツに精を出している時間はない。
私の中で「理想のタイプはこれ!」というイメージが強すぎたのです。
「こういう人じゃなきゃ絶対にだめ!」という理想を持って参加したため、理想と違った面々を前にテンションが落ちていったのです。
期待値が高かった分、落ち込むのも激しかった…。
意地になってきた
「結婚とか考えてないけど」で参加していた婚活パーティー。
友だちの結婚式に出席して、結婚っていいなぁと思いはじめていました。
そして、この段階になると婚活パーティーに参加しているから、結婚も考えるようになっていました。
私の家は結婚なんてしてもしなくても、どっちでもいいっていう考えで結婚を急かされることはないんですよ。
でも、いずれ両親は先に亡くなるわけです。
そしたら、私は独りぼっちなわけです。
一人でも生きていけるわ、っていうほど、私は強くありません。
っていうか、独りぼっちは寂しい。
友だちは旦那と子どもがいるし、家庭が忙しいから一緒に出掛ける時間は年に1回あればいい程度。
「そうか、結婚しないとずっと一緒にいる相手っていないんだ」と気づきました。
昔は子どもがほしいとか考えていたのも思い出し、一気に結婚したい熱が上がります!
でも、その次に婚活をしたのは年を越してからって言うスローペース。
やる気は出したけど、インドア女子の出不精さを舐めてはいけませんよ。(早く行動しろよっていう話ですが)
次回、年明け怒涛の婚活?