任務:合コン
A子さんが婚活パーティーでカップリングし、私は誰ともカップリングせず、ぼっち帰宅で終わった翌週のことでした。
「MANAちゃん、合コン参加ね」と突如、指令が言い渡されます。
合コンに誘ってくれたのは1回目と2回目の婚活パーティーのことを知っている社内の人。
合コンメンバーは全員、社内の人。
そして初めての婚活パーティーを一緒に戦ったシロクマ子も参加を言い渡されてました。
なんと、半分が合コン初体験というメンバーです。
お相手は合コンセッティングしてくれた幹事さんの大学の先輩たち。
つまり年上。
緊張MAX。
年上すぎるだろう
合コン当日。
オシャレをして戦場へ向かい、着席をします。
着席前にちらりと向かいに座るお相手男性陣を見てみると、なんともいえない面々。
(*゚∀゚){人のこと言えないけれどね!
でも、たぶん、年上すぎる気がする…。
前の婚活パーティーのときも書きましたが、私は同年代と出会いたいのです。
年上が嫌というわけではありません。
2,3歳くらいの年上なら気にしません。5歳くらい離れてても、まあ…気にしないかもしれません。
でも、年上すぎるとね! なんか違う…ってなります!
目の前の相手はどう見ても一回り違うんじゃないかっていう男性。
私の向かいに座る人が特にそう。
人を外見で判断してはいけません!とはよく言われるけれど、でも、お世辞でも「同年代」には見えない…。
自己紹介が始まり、話していくとやっぱり年上でした。
一回りとはいかずとも、けっこう年上でした。
そして、よく喋る御仁だった。
人見知りスキル発動
やばい、すごい年上じゃん…!と思った瞬間に、対応が「対先輩:上司モード」へと切り替わります。
年上すぎる…こんな年上に何を話したらいいのかわからない…。
コミュ障の私は相手の会話に相槌を打つだけで精一杯になります。
(;´Д`){どうすればいいんだ…!
焦る私。しかし、何を喋ればいいかわからないなんて、心配しなくていい悩みでした。
相手は隣の男性を巻き込み、よく喋る。
いや、これでもかってくらいよく喋るコンビで、ほぼ「はい」「へえ」と相槌を打ってれば良かったんです。
何か面白いことを言っているみたいで、ローカルトークに火がつきます。
相手の学生時代に流行ったことや会社での話が続くけれど、何言ってるのかよくわかりません。
ついでに昔話をされても年代が違い過ぎてジェネレーションギャップを感じ、ますます距離が遠ざかるだけ。
合コンって地獄だと思った瞬間でした。
もう料理を食べて、飲んで、相槌を打つだけの人形と化した私に相手も興味はなかったのでしょう。
特に突っ込まれることなく、自分たちの学生時代の英雄伝らしきものを聞かされ続けました。
何が面白いのかよくわからないけど、自分たちで楽しんでくれているから良かったです。
これでリアクションを求められたら泣くしかありません。
静かに退散
毒にも薬にもならない時間が過ぎて、解散です。
このあとカラオケへ行こうかと盛り上がる面々に対して、そっと静かに退散させてもらいました。
考えてみれば、ろくに話さず話題も提供せず笑いもせず、そして早々に帰っていく私は感じの悪い子になっていただろうなって今になって反省です。
行ってすぐは「合コンって怖い」としか考えられませんでした。
もっとレベルを上げなきゃ、私はその狩場に行けなかったのです。
レベルが足りないのにみんなに連れて来てもらって、他の人たちがジンオウガを倒している隙に1人で採取しながらタマゴを運んでるっていう感じですね。
ジンオウガきたらタマゴ捨てて逃げても捕まっちゃう、一発KOのド素人ですよ。
合コンでも散々だったわけですが、ここで「もう出会いなんていい!」と思わない往生際の悪さがありました。
(´-`).。oO(前回、もう婚活なんていいと思っていたのに…。
ひとつ行ってみたいカフェスタイルの婚活パーティーがあったので、一緒に合コンでダメージを受けたシロクマ子を「行ってみようよ!」と誘います。
そして、次は二人で婚活カフェで婚活です!
次回、自分の属性を知る。