押しに弱いとは?押しに弱い人の特徴&脱却する方法

押しに弱いとは?押しに弱い人の特徴&脱却する方法

「あなたって押しに弱いよね」なんて言われたことはありませんか?
押しに弱い性格はメリットもありますが、損をしたり、恋愛で相手に振り回されたりすることも。

この記事では、押しに弱いという言葉の意味をはじめ、押しに弱い人の特徴や自分を変える方法まで紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

押しに弱いとはどういう意味?

押しに弱いとはどういう意味?

「押しに弱い」とは、

  • 相手に強く出られると言い返せない
  • 頼まれたら断れない
  • 人の意見に流されやすい

このような性格の人を指す言葉です。

押しに弱いのは良いこと?悪いこと?

押しに弱いのは良いこと?悪いこと?

押しに弱い人は、本当は乗り気ではない・嫌だと思っていても、強く迫られると相手の意見に流されてしまう傾向があります。
その結果、

  • あまり好きでもない人とお付き合いをする
  • 余裕がないのに頼み事を引き受ける
  • いらないものなのに購入してしまう

など、本意ではないことをする場合があるのです。

押しに弱い人は、優しい・人当たりがいいと思われることが多く、それゆえに交友関係が広がりやすい、好感度が高くなるというメリットもあります。
しかし、ここぞというときに自分の意見をキッパリと主張できる強さも必要でしょう。

押しに弱い人の特徴6選

押しに弱い人の特徴6選

押しに弱い人にはいくつか特徴があります。自分に当てはまるものがあるか、チェックしてみましょう。

お願いごとを断るのが苦手

押しに弱い人は、「嫌と言ったら嫌われるかも・相手を傷つけるかも」「断ったら角が立つかも」と考え、断るのが苦手な人が多いです。
断ろうと思っても、ハッキリと言うのが難しく、やんわりとした言い方になり、結局断りきれないということもあるでしょう。

空気を読むことを大切にする

場の空気をよく読んでおり、それに合わせた行動をする。
自分の意見を通すことで、気まずい空気にならないように気を遣う。

このように動くのは、押しに弱い人に多い特徴です。
自分の意見に沿わないものでも、場の空気を壊さないために「仕方ないな」と受け入れてしまいがちなのです。

自信がない

押しに弱い人は、自分に自信がないゆえにハッキリと自分の意見を言えない人も多いです。
自分の意見では良くないかも、良い結果にならないかもなどとネガティブに考えてしまい、意見があっても引っ込めてしまいます。

褒められるとすごく嬉しい

「素敵」「かわいい・かっこいい」などと褒められると、誰でも嬉しいもの。
しかし、「ありがとう」とサラッと流すことができず、照れる、嬉しい気持ちを隠せない人は、押しに弱い人かもしれません。
実際にはそうでなくとも、相手からはちょろいと思われてしまう可能性も。

自分の意見がない・優柔不断

押しに弱い人のなかには、主張するほど強く自分の意見を持っていない人もいます。
また、即決即断するのが苦手で、意見を決めるときに悩んでしまうことも多いでしょう。
それゆえに、「どっちでもいいし」「なんだかうまく決められないし」と考え、相手の意見に合わせることになるのです。

恋愛では受け身になりがち

押しに弱い人は、自分からグイグイと相手に迫ることがあまりないでしょう。
そのため、恋愛では受け身な態度の奥手な人・恋人は押しが強い人というカップルになることが多いです。

「押しに弱い人」から脱却する方法・直し方

「押しに弱い人」から脱却する方法・直し方

押しに弱い自分を変えたいと思っている人は、以下のポイントを心がけてみましょう。

線引きを決める

押しに弱い人にとって、ハッキリ嫌と言うのは難しいでしょう。
しかし、あらかじめ「ここまではOK、ここからはNG」と線引きを決めておくと、嫌と言いやすくなりますよ。
例えば恋愛であれば、

  • 好きじゃない人と2人っきりでの食事はしない
  • 付き合う前のボディタッチはダメ
  • 浮気をしたらすぐ別れる

などです。

断るのは自分を幸せにするためと考える

押しに弱い人は、断るという行為に申し訳なさを感じることが多いですよね。
しかし、断るという行為は相手を傷つけるものではなく、自分のためと考えてみましょう。
断らないことで、かえって面倒なことになる、損をするということはあります。
そのような結果になった場合、「あのとき嫌と言っておけば…」と後悔したり、ストレスが溜まったりするでしょう。
良くない結果を招かないため、ストレスフリーな時間を確保するために、嫌なことには嫌と言う。このような考え方ができると良いですね。

上手な断り方をシミュレーションする

嫌と言い慣れていない人は、とっさにうまい断り文句が出てこないこともあるでしょう。
そこで、断りたいときの上手な言い方を勉強しておくのがおすすめです。

上手になにかを断るには、ただNOと言うのではなく、「ほかの日なら」「みんなと一緒なら」などの代替案を出す、「その日は〇〇をしたいから」など自分がやりたいことを話すと良いでしょう。
また遊びのお誘いなどであった場合、誘ってくれたことに対して「ありがとう」、断ることになってしまって「残念」といった気持ちを表すと、角が立ちにくいですよ。
告白を断るのはなかなか大変ですが、「今は勉強・仕事を頑張りたいから」のように、相手が悪いのではなく、自分の状況が整っていないからという雰囲気にすると、納得してもらいやすいでしょう。

断るのが難しければ保留にする

どうしても嫌と言えない、面と向かって断るのは難しい。
そんな人は、「少し考えます」「確認しておきます」「分からない」などの返答で、保留にしておくのも良いでしょう。
断り文句を考える時間ができますし、曖昧に流しているうちに相手が諦めてくれる可能性もあります。

優先順位の1位は自分!

相手の気持ちや周囲の空気を優先して、押しに弱い人になってしまっている場合は、自分の気持ちを第一にして考えることが大切です。
考え方を変えるのはなかなか難しいかもしれませんが、自分はどうしたいのか、どうなりたいのかを意識し、それにそぐわないことはできるだけしないように心がけましょう。
周りを蔑ろにしているのではない、自分を大切にするのだと考えられると良いですね。

押しに弱い人は、優しく流されやすい。自分を変えたいなら意識改革を!

断るのが苦手、優柔不断、自信がないなどの事情から相手の意見に流されがちな「押しに弱い人」。
好感度が高い反面、恋愛や日常生活では損をすることもあり、押しに弱い自分を変えたいという人もいるでしょう。
この記事を参考に、押しに弱い人から脱却するための考え方を身につけてみてくださいね!