【婚活体験記】勝つべきか、負けるべきか、それが問題だ…【謎解きコン・前編】

【婚活体験記】勝つべきか、負けるべきか、それが問題だ…【謎解きコン・前編】

「同じ趣味で盛り上がれる恋人」欲しくありませんか。

週末のテニスで一緒に汗を流せるカレ。
大好きなバンドのコンサートで一緒にはしゃげるカレ。
観たい映画の公開日に一緒に行けるカレ……

そんな恋人がいればなぁと誰しも一度は思った事があるはずです。

そこでシロクマ子は趣味の「謎解き」を一緒に楽しめる恋人を求めて
「謎解き合コン」に参加する事にしました!

謎解きが趣味?と思われるかもしれませんが、
シロクマ子の数少ない趣味の中で男性と共有できそうなものが
「謎解き」しかなかったのです…!

■ツワモノに注意?

MANAちゃんにも不評だった“ツワモノ”の存在。

謎解き合コンに数多く生息するというツワモノ達。
彼らが重要視するのは、
異性との交流 < 謎を解くこと。

異性の前でかっこよく謎を解きたい!
という想いの強さ故なのかもしれませんが、
その必死感のせいで、謎を解きながら
楽しく合コンしたいというタイプの人とは
ギャップが生まれてしまいます。

しかし、心配無用。
何故ならシロクマ子も謎解き大好きだから!

むしろ「謎解きなんて興味ないけど~なんか面白そうじゃん?」的
男性の方がノーサンキュー。

ばっちこいツワモノ!
そう考えていたのです。

この時までは……

■自己紹介できない?!

シロクマ子が参加した謎解き合コンは
50vs50の大人数のものでした。

会場はホテルの宴会場。
高砂はないけれど、
披露宴でも始まりそうな雰囲気。

そんな中、最初の謎は自由に歩き回って
異性からキーワードを集めるというもの。

とりあえず、言われるままに行動を開始するのですが
そこで交わされる言葉は「すみません、キーワードなんですか?」それのみ!

それも繰り返していくと徐々にすれ違いざまに無言で
サッと互いのキーワードを見せ合うだけになります。
ちょっとしたスパイ気分です。

■自己紹介できない?!

当然自己紹介をする暇はないですし、
そもそもこの段階では会場全体が
早くキーワードを集め終わり次の問題に行くことを
最優先に動いているのでモタモタして
取り残される訳にはいきません。

■謎解きとは、共同作業

目ぼしい異性が見つけられる訳でもなく
結果的に「今のなんだったんだ?」という
気持ちにさせられただけで終わったパスワード集め。

集めたパスワードで暗号を解いた後は
運営に答えを報告に行き、
男性用問題用紙か女性用問題用紙、
それぞれどちらかを受け取ります。

もうお分かりかと思いますが、
これは二枚を合わせないと謎が解けない仕様です。
お互いの用紙を見せ合い協力して謎を解きましょう!
という親切設計になっているのです。

用紙を受け取って振り向くと
そこには品定めをする人々の目線が…!

■謎解きとは、共同作業

実はここ、このイベント唯一の品定めポイント。
自分が謎を解き終わったのと
同じタイミングで謎を解き終わった人であれば
好きに相手を選ぶことが出来るのです。

もちろん男女どちらから声を掛けても良いのですが、
意外とシャイガールなシロクマ子は
どうしよう…と待ち体勢。

そんなシロクマ子に声を掛けてくれたのは
良くも悪くもなく、平凡な感じの男の人でした。

お互いの用紙を見せ合いをさっそく謎解き。
ここでもお互いの話をする暇はありません。
(軽く名前は言い合ったかもしれませんが覚えてません…)

なんの配慮かわかりませんが、
女性側は言葉遊び問題、男性側は数字の計算が必要な問題でした。
ようやく謎解きらしくなってきたぞ!と
張り切って言葉遊びに取り掛かるシロクマ子。

よし!これだ!と出来上がった用紙を片手に相手を見ると
何やら手こずっているご様子……

計算位さっさとせんかい!

と、焦れたシロクマ子は
「こっち合ってるか見て下さい^^」とか下手に出つつ
相手から問題用紙を奪い取ります。

「すごいね、よくわかるね…」と感心しているようで
顔が引きつっていくお相手。

必死で…ごめんね…

瞬間的に後悔はしましたが、
わかる問題で手こずるのもしゃらくさいと思った
シロクマ子は気にせずガンガンいくことに。

答えがわかれば要領は同じ、
運営に答えを報告し、次の問題を貰って
パートナーチェンジです。

二人目のお相手も平凡な人。
そして、なんだか要領が悪い人でした…

こうかな~こうかな~と用紙をクルクルやってるので
違う!こう!と力強く口を出しちゃうシロクマ子。

二度目の「すごいね~」をいただきましたが、
やはりお相手の表情は引きつるばかり……

この時、シロクマ子はやっと気づいたのです。
周囲のキャッキャウフフ感とは程遠い私達の雰囲気。

私がツワモノだったのだ、と……

お互いの話をする暇もない…と感じていたのは
もしかしたら全てシロクマ子が作業に必死だったせい?
出会った相手を平凡だ、としか覚えていないのは
もしかしたらシロクマ子が謎に夢中だったせい?

そんなシロクマ子、この後
運命の出逢いを果たします。

後編に続く

■謎解きとは、共同作業-2
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