恋人にしても、夫婦にしても、パートナーをもつ場合に気になるものはお互いの相性です。相性を知る方法は、占星術などの占いでもわかりますが、手相でも知ることができます。
では、どのようにして相性を知るのかというと、相手と自分との手形によって判断します。
相手と自分の手形を見て共通点が多ければ、相性がよい証拠です。でも、共通点が少ない場合でも嘆く必要はありません。お互いに違うところを見つめ、何に注意しながらつき合うべきかを理解しておけば、以後もよい関係を築くことはできるはずです。
それでは、あなたと相手の手形を知りましょう。
西洋の手相術では、手形は４つに分類されます。いずれに該当するかは、次のように判断します。
図１のように、XとYの長さを計ります。XとYがほぼ同じなら、正方形の手のひら、XよりもYが長い場合は、長方形の手のひらになります。
次に、図２のように中指と手のひらの長さを計ります。これは、指の長短を確かめる方法です。XとYがほぼ同じながら短い指、XよりもYが長ければ長い指となります。
手のひらの形と指の長短がわかったら、それによって手の型を決めます。
１ 正方形の手のひら＋短い指＝地タイプ
２ 正方形の手のひら＋長い指＝風タイプ
３ 長方形の手のひら＋短い指＝火タイプ
４ 長方形の手のひら＋長い指＝水タイプ
さあどうですか。あなたの手形がどのタイプかわかりましたか。
次のページから、これら４タイプの相性について、一つずつ見ていきましょう。
◆ 地タイプの相性 ◆
● 地タイプとの相性
抜群の相性です。お互いの意見がすぐに合うので、毎日楽しく過ごすことができそうです。
● 風タイプとの相性
口数が多いのが風タイプ。でも、地タイプは口数が少なめです。コミュニケーションが取りづらい面もありますが、お互いその点を理解し合えばよいのです。
● 火タイプとの相性
火の熱しやすく冷めやすい性格が理解できたら、有益な関係になります。
● 水タイプとの相性
正反対の性質をもつため、いろいろと対立しそう。お互いの努力が必要。
◆ 風タイプの相性 ◆
● 地タイプとの相性
生き方の方向性が異なるため、同じ道に進みにくいかもしれません。ある程度譲歩する姿勢が必要でしょう。
● 風タイプとの相性
傍目からは冷めた関係に見えますが、実はよい関係を築く事ができます。嫉妬心で苦しむこともなさそうです。
● 火タイプとの相性
火は移り気な性質をもちますが、それをすんなり許すことができるでしょう。ただし、お互いに約束やルールを決めるほうがよさそうです。
● 水タイプとの相性
風も水も創造的能力が優れています。その点を高め合うようにすれば、良好な関係を保てます。
◆ 火タイプの相性 ◆
● 地タイプとの相性
衝突もあるけれども、建設的になれるパートナーです。熱意ある火タイプが、地の発展に役立ちます。
● 風タイプとの相性
お互いに変化しやすいタイプなので、気が緩むとすぐに他に目を向け、離れてしまいやすくなります。
● 火タイプとの相性
お互い情熱的になり、燃えるような恋をします。しかし、長く続かないため、愛情を維持する努力しなければなりません。
● 水タイプとの相性
火と水とで、一見正反対で合わないように思えますが、実はとてもよい相性です。お互いに足りないところを助けてくれる関係が築けそうです。
◆ 水タイプとの相性 ◆
● 地タイプとの相性
地タイプは論理的なものを重んじるので、非論理的な考えももつ水を受け入れにくいでしょう。考え方がなかなか合わない組み合わせ。
● 風タイプとの相性
水の独占欲の強さが障害になるも、創造性を育むのにお互い有益な関係が築けるでしょう。
● 火タイプとの相性
最良の組み合わせ。どちらも情熱的関係をもって結ばれそう。
● 水タイプとの相性
お互い芸術性をもっており、それを切磋琢磨しながら良好な関係を保てそうです。二人の仲はよいのですが、外部とのつながりが薄くなるかもしれません。
いかがでしたか。
大切なのは相性のよしあしではなく、二人で「これから」を積み上げることです。相性がよくても、イヤなところを放っておいたら関係が悪くなっちゃいますし、逆に相性が悪くても、努力していけば良好な関係を末永く保つことができます。
手相とは不思議なもので、相性が悪いと診断されても、頑張ったカップルは手の形がだんだんと似てくるんですね。「相性は二人でつくるもの」そういう気持ちをもって、これからもパートナーといい関係を築いてください。
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