実はあんまりよくない!? 幽体離脱ってホントはどうなの!?

実はあんまりよくない!? 幽体離脱ってホントはどうなの!?

 

こんにちは、志方弥公です。
幽体離脱って一度は聞いたことのあるフレーズですよね。
では、どのようなイメージを抱いていますか?

寝ている間に、身体から自分の幽体が飛び出て、ふわふわと天井らへんに浮かんでて、見下ろすと寝ている自分の姿が見える……という展開じゃないかと思います。

これは臨死体験でも言える事なんですよね。

けっこう経験している方、多いです。

しかし――、幽体離脱は医学的にも科学的にもまだまだ証明されておらず、研究されています。
真実はまだミステリー……といったところでしょうか。

しかし、私はこう思います。

幽体離脱は実は存在しないのでは? と。
ですが、明晰夢は存在すると思っています。

私が実際に経験した事を書きます。

 

 

私が強烈な眠気に襲われて、ソファに横たわって寝ていた時のことです。
何となくゆめうつつだったように思います。
そんな時に、世界が突然変わったように感じ、何が起きたのかを把握するためにベランダに出ようと起き上がったのです。

しかしとても身体が重く、起きたくても起きられなかったのです。
まるで、起き上がるのが私の幽体ようで、背中の方に糸があるような感じで引っ張られて、横たわってしまうのです。
何度も何度も繰り返してようやく起き上がったところで、ベランダに出ました。
すると、目の前に現実世界では公園があるにもかかわらず、どこか様子がおかしい。公園なんですが、公園ではない認識があったのです。
すると、友人が空中を浮かびながら、「おいでよ」と手招きされました。
「え!?」と驚きつつもそのまま飛んでいく友人を見送りました。
慌てて時計を見やると三時十五分。寝てから十五分くらい経った頃です。すると、急激に後ろを引っ張られ、飛び上がり、もとの寝ていたソファまで引っ張られました。
強制的にソファに寝かされたという感じでした。悶えているうちに、ハッと目が覚めましたが、なぜか咄嗟に時間を見ました。
三時十五分。鳥肌が立ちました。リアルタイムでしたから。

 

 

 

つまり、私が経験したものは、明晰夢であったのかもしれません。本当はどうなのかは不明です。意識も混濁していましたし、判断力も全くございませんでしたので。

しかし、ネットでは幽体離脱の方法をやって遊泳を楽しむという記事が多く見かけます。
あれは、恐らく幽体離脱という名の明晰夢だと思います。

明晰夢は基本的に夢である、または現実世界ではない世界と認識し、コントロール出来る状態です。
さらに、先入観による景色も見られます。中には宇宙へ行った、という方も。それは現代人だからこそ出来るのです。

では、昔に遡りましょう。
体内に霊体がこもっている、と考えられたのはエジプトのクフ王時代からだろうと思われています。
歴史にはまだまだ無知なので、断言出来ませんが、古い歴史でもクフ王はかなり前です。クレオパトラ時代よりも前ですから。
その時代から霊体が存在すると信じられてきたわけですから、当然、幽体離脱のような考えもあったのでしょう。
病気している時にそういうことが起きたと考えられますし、臨死体験も経験したはずです。
しかし、宇宙まで行った、という証言がなかったのは不思議です。(私が知る限り、ですが)
しかも、ガリレオの時代に、地動説が支持されなかったのは何故でしょうか? 誰も本当の宇宙なんて見た事がなかったからです。
つまり、幽体離脱で宇宙へ行けるなんて、真っ赤な嘘ではなかろうか? と疑う余地があるわけです。

なので、結論として、明晰夢によって、先入観による宇宙観で遊泳している可能性が高い、と言えそうです。

私の経験はただの夢だったのかもしれませんね~(笑)
ただ、目をぼんやりと開けていて、無意識に時計を、時間を認識しながら脳が起きてなかったのかもしれません。

 

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