夢診断(夢占い)って信憑性がありますか?【占いの信憑性】

夢診断(夢占い)って信憑性がありますか?【占いの信憑性】

おはようございます、志方弥公です。
夢占い・夢分析をしていると、こういった半信半疑な方に出くわす事があります。

知恵袋にて、「夢診断って信憑性ありますか?(Yahoo知恵袋)」という質問がありました。

アンサー一覧を見ていると、「当たらない」という方が多かったようですが、あまり強く否定もしていないようです。
そもそも、夢というのは、自分しか知らない精神世界なのですから、自分が「ひょっとしたら……」と思い当たる事だってありうるからです。

例えば、恋をしている女の子が好きな人が出てくる夢を見たとしたら……。

信じたくなります。信じて、行動を起こして、両思いになるエピソードなんて有り余るほどあるからです。

では、どうして「信憑性があるかないかと言われればないと言えるだろう」と思うのか。

それをもう少し掘り下げて説明したいと思います。

夢診断(夢占い)の信憑性について

夢診断(夢占い)の信憑性について

私自身、10年以上夢分析をしてきましたが、結果としてはは半々だと思います。
信憑性がない場合もあれば、信憑性あったのかもしれないね、程度に留めておきます。
ここではあくまでも”絶対的な根拠”はなく、”~かもしれません”という曖昧な言葉でものを言っています。

本当の意味での”警告”は占いに頼らずとも、第六感で何かと感じ取れます。霊感ゼロなうちの母ですら、第六感が働いて、震災前夜に人生初の湯張りをしたほどです。本当にビンゴでした。

夢枕や先祖からの警告は大抵よほどのことであり、自分にも覚えがあることが大半です。
そういう意味での夢診断は有効なものになるかもしれません。(あくまでも”かもしれません”、ですよ)

私が診断しているのは、お告げとかそういう類というよりも、心の面で注視しています。心の動きに応じて、夢分析の内容が変わるという感じでしょうか。

そういう意味でなら、信憑性はあるかもしれないね、と言うことが出来ると思います。

本質的な個人の象徴は、対話によって生まれます。
対話の中で汲み取り、本質に近づいていくのがカウンセラーの仕事と言えるでしょう。
クライアントとの対話にて、悩みの根本的な所が浮上してくるヒントが夢の中に隠されていたりすることがあるのです。
ただし、あくまでも参考程度にしか留めません。
その理由は、夢日記をつけちゃダメ!? その危険性を解き明かします! のコラムにて書いてあるように、夢日記をクライアントに付けさせることは厳禁です。
現実と夢の境目があいまいになり、偽の記憶が作られやすいからです。

「心理学」としての夢分析なら、参考程度に出来る、と言えます。
夢占いとしての信憑性としては、「信憑性が薄い」という結論を下します。しかし、第六感的な働きをすることもあるため、あまり否定出来ないのもあります。予知夢や正夢がまさにそれでしょう。

夢診断(夢占い)の信じることでの懸念点

夢診断(夢占い)の信じることでの懸念点

さらに、夢占いでは、けっこう事故やトラブルを暗示する結果が多いのです。
私が懸念しているのは、その夢占いに振り回されて、外に出るのが怖くなったり、人を信じられなくなったりしてしまうことです。

例えば、「傘を差して飛ぶ夢」は、夢占いで検索語「傘で空を飛ぶ夢占い」で検索すると、一部が「重大なトラブルの暗示」や、「事故の暗示」とか出てしまっているんです。
私がこの夢を見た事があるんですよ!
そりゃあもうビックリしました。
外に出るのが怖くなりましたね、さすがに。ちょうどその日はセミナーの講師を務めないといけない日でした。キャンセルするわけにはいかず、勇気を出して行きました。

結果、何にもなかったどころか、セミナー講演大成功! でした。
夢分析としては、「やる気に満ちている状態」と判断を下します。傘を差して飛ぶほど絶好調なポジティブな心になっている状態である、と見なすからです。

やみくもに夢占いの悪い結果に振り回されないようにしてくださいね。

この質問へのアンサーの中で、オーダーメイドと書いてありました。うまいことをいうなぁ、と思いました。(笑)

 

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