風水を実践していても、いまひとつ納得のいかない状況だったり、開運の兆しが見えないのなら、もう一度自分にあった風水術を見直してみましょう。九星別に開運につながるインテリアの素材があります。自分が持って生まれた星と相性のアイテムを選ぶことで、どんどん開運していきます。もしかすると、今のあなたは、相性のわるいものが近くにあるのかもしれません。九星別に解説していきしょう。
四緑木星
四緑木星は、その名の通り「木」の気質を持った星。
素材としては、木製のものと相性がいいので、収納家具やテーブル、椅子、ソファーなどは木製のものを選びましょう。逆に、土の気が強いコンクリートは四緑木星とは相性がよくありません。物件を選ぶ際は、床や壁の材質にもこだわったほうがいいでしょう。
ただ、四緑木星は、世の中のブームに非常に敏感な星です。服装でもインテリアでも、「相性はよくないけど、流行っているから」という理由でインテリアに取り入れたくなることもあるでしょう。そういう場合は、クッションカバーや小さめのラグ、フォトフレーム、ディスプレイ用のインテリア雑貨など小物で取り入れる分には問題ありません。ですが、ベースとなる部分である壁紙、カーテン、床材、大物家具などに相性の悪いものを選んでしまうと、「なんだか、調子が悪い」「最近、色々うまくいかない」…と、好ましくない状況にも陥りかねませんので避けましょう。
また、四緑木星は風通しのよさを意識しましょう。 あまり背の高い家具を部屋に置くと、圧迫感を感じてしまいます。物理的に風の通りがいい部屋は、感覚的な部分でも風の通りがいい部屋です。
とくに、おしゃれな四緑木星の場合、服飾品が多くなりやすい傾向があります。できるだけ無駄な物は省いて、室内をスッキリさせることを心がけましょう。物があふれてゴチャゴチャしていると、風の流れも運気の流れも滞ります。広い収納スペースの充実をはかりましょう。不要な物や洋服などを管理しやすくなり、部屋もスッキリ片づきます。トランクルームを借りるのも、ひとつの手段でしょう。
五黄土星
五黄土星のインテリアでは、「土」の気をチャージすることはもちろん大切ですが、強め過ぎてしまうことも好ましくありません。「帝王」の要素が強くなり過ぎると、人に対して言動が乱暴になってしまったり、自己中心的な要素が強く出てしまったりすることがあるのです。九星気学では、「土から金を生ずる」というように、土と金は「相生」の関係にあります。
そこで、インテリアには金属製のアイテムを取り入れることによって気のバランスを整えましょう。たとえば、家具を選ぶ際に、テーブル、椅子などに金属製の素材のものを選んでください。さらに、金属製の装飾品や小物などでインテリアにアクセントを加えてみるといいでしょう。
一方、木製の家具は素材そのものが持つ「木」の気質が五黄土星のエネルギーを奪ってしまうので、避けたほうが無難です。
五黄土星は、九星気学の定位図で中心に位置する星です。持って生まれた気位が非常に高いので、安っぽい印象のものを身に着けていると、違和感のある印象になってしまいます。そのため、インテリアやファッションでも、それなりに高見えするものを選びましょう。
五黄土星のあなたは、面倒見が良いタイプですから、家に人を招く機会も多いかもしれませんね。リビングは整理整頓し、なるべく広めに確保しましょう。そこに置くテーブルやソファーは、大きめのどっしりしたものを選んでください。見た目にゴージャスで、なおかつゆったりとくつろげるタイプがよいでしょう。
六白水星
土の気に属する石（大理石、陶器）やコンクリート素材のものは六白金星と好相性です。とはいえ、白いコンクリート壁では、ちょっとそっけないインテリアになってしまうかもしれません。そこで、ベージュやクリーム系のウォールアートなどを取り入れたり、塗料でペイントすることで温かみのある優しい空気感を出すことができます。
また、自分の世界に集中して、ひとつのことにのめり込みやすいタイプの方が多いのが六白金星。部屋をシンプルにすることで、その強みをさらに伸ばすことができます。 たとえば、壁が白、ベージュ、クリーム系の色をインテリアに用い、ベッドや机などの家具のデザインもごくシンプルなものがおすすめです。ファブリック類も、あまり奇抜な色は使わないほうがいいでしょう。全体的にシンプルでクセのないインテリアでまとめ、ひとつひとつの質感はどれも上質で高級感があるようなものを選んでください。まるで高級ホテルのようなラグジュアリーな空間づくりをすることで、六白金星がもともと持っている高貴な性質を高めていくことができます。逆に、鮮やかな色や柄物が多いインテリアは、室内の気の流れが乱れて、物事に集中しにくくなります。
九星気学では、植物には「邪気を吸収する」「空間の気のバランスを整える」という力があると言われており、インテリアにもよく使われます。実際、部屋の中に小さな観葉植物がひとつ、もしくは生花が1本生けてあるだけでも、ホッと気持ちが安らぐでしょう。 しかし、六白金星に関しては、癒しの象徴である観葉植物も必ずしもプラスには作用しません。というのは、植物は「木」の気を持つアイテムであるため、疲れを感じやすくなり、集中力を欠くことになってしまいます。世の中ではラッキーアイテムや癒しアイテムと言われていても、それが誰にでも癒しになるとは限らないのです。
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