失恋の寂しさが”本物かどうか”を見極めるポイント

失恋の寂しさが”本物かどうか”を見極めるポイント

みなさんには、過去にお付き合いしていた人の中に「この人とまた会いたいな……」と思うような、忘れられない人はいますか?

過去の恋人に対して会いたくてたまらない気持ち、会えない寂しさ。けれどそれって、本当にあなたが彼に対する愛情からくるものなのでしょうか。本当に彼のことが恋しく感じるからなのでしょうか。

そこで今回は、失恋した寂しさが本物かどうかを見極めるポイントをシェアします。

 

失恋の寂しさが”本物かどうか”を見極めるポイント

 

1:美しい思い出に美化していない?

1:美しい思い出に美化していない?

誰しも、ずっと一緒にいた人と突然会えなくなると、少なからず寂しさを感じるもの。そこに男女差なんてありません。

なぜならば、私たちは基本的に一人ぼっちで時間を過ごすことを好まない生きものだから。もちろん、時には誰の目も気にせずに1人で過ごしたくなるときだってあるかもしれません。けれど、誰しもが最終的には「誰か大切な人と人生をともに過ごしていきたい」という気持ちからパートナーを探し求めるようになります。

 

「新しい恋人が欲しい」などと、恋人を求めることはとても自然なこと。ですから、決して後ろめたさを感じる必要なんてないのです。むしろ、自分のことを大切にしてくれないような人と多くの時間を過ごしてしまったことの方に後ろめたさを感じる必要があるかもしれません。

 

少しだけ振り返ってみてください。あなたは、本当に恋人から大切にされてきたでしょうか。ふと彼のことを思い出しては、彼から優しくしてもらったときや付き合いたての頃のラブラブだった「いい思い出」ばかりを切り取って記憶を美化していませんか?

今のままで十分魅力的なあなたは、たとえどんな時であったとしても大切にされるべき存在なのです。ですから、適当な扱いをしてきた相手に対して寂しさや恋しさを感じる必要なんてないのです。

 

1:美しい思い出に美化していない?-2

 

2:寂しくなったときだけ、会いたがっていない?

過去のパートナーに会いたくてたまらなくなるのはどんなときでしょうか?それは、あなたが楽しいと思えるときでしょうか。それとも、気持ちが落ち込んでしまったときでしょうか。もし、今のあなたが後者を選んだとしたら、それは本物の愛情とは言えないでしょう。

 

寂しさを感じるときや孤独を感じるとき、誰しもがなんとなく人肌恋しくなるもの。そのような人肌恋しさを感じるとき、私たち人間は親密に過ごしてきた過去の交友関係や人物のことが恋しくてたまらなくなるのです。

誰かと楽しい時間を過ごしているときに、ふと「彼と一緒に過ごせたら楽しいだろうな」と、相手が恋しくなる場合。そこにはまだ、愛が残っているかもしれません。

けれど、「彼はきっと、まだ私とヨリを戻したいと思っているはず」などと思う気持ちはほとんどの場合、そううまくはいかないのが普通です。

 

2:寂しくなったときだけ、会いたがっていない?

 

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3:過去の自分を羨ましく思っていない?

3:過去の自分を羨ましく思っていない?

私たち人間は、自分で考えている以上に欲深いところがある生き物です。そのため、過去に大好きだった元カレは、自分の主観がつくり上げている「イメージ」であることをきちんと理解しなければなりません。

 

あなたが過去の恋人に対して抱いてきたイメージは少なからず美化されてしまっている部分があり、決して100パーセント正しいとは言えません。もしそうだとすると、あなたが過去の恋人に会いたくなるのは、2人が交際していた頃の「わたし」が懐かしい気持ちと混同してしまっているのかもしれません。

 

その人の都合がいい状態に変わっていくのが「記憶」というもの。そして私たち人間は、正確性に欠けた記憶たちを「心に留めておきたい大切な思い出」だと信じ込み、(当時はなんとも思っていなかったはずのことがらに対して)勝手に特別性や重要性を後づけしようとしてしまうのです。

 

もちろん、過去を懐かしむことはだれにだってあるごく自然なこと。けれど、大切だった人を失ったことで感じる寂しさの多くは、その人というよりも輝いていた過去の「わたし」に向けられたものなのです。あなた自身がいま現在感じている寂しさは、本当に昔の恋人に向けたものなのでしょうか。

 

3:過去の自分を羨ましく思っていない?-2

 

4:勘違いしていたわたしのことを認めてあげよう

私たち人間は、たったひとりの大切だと思える人のことを、一生をかけて愛することができる素敵な存在です。そして、心から大切に想う相手がいなくなってしまったときに深い悲しみや寂しさなどを感じることができる素晴らしい存在です。

 

そのためなのかもしれませんが、私たちは多くの場合、自分に対して不誠実な態度をとったり、相手から嫌われないように無難な振る舞いを心がけたりするなどして、好きでもない人間に対して必要以上に時間を割いてしまっているのかもしれません。また、そのような人との思い出ばかりを美化しては、寂しくなってしまっているのかもしれません。

けれど、今のままでも十分に魅力的なあなたには過去の恋人を上回るような素敵な人が必ず現れます。どうか、寂しさを感じた時にはその気持ちが「本物の愛情」かどうかを自分の心にそっと問いかけてみてください。

 

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