般若心経を無心に綴る【写経】で心穏やかにしてみませんか?

般若心経を無心に綴る【写経】で心穏やかにしてみませんか?

心を無心にしたい人へおすすめな【写経】。

写経をすると、ストレスが解消できたりリラックスできる効果が得られるといわれています。

毎日が少し息苦しい、もっと穏やかに過ごしていきたいと感じている方へ。写経をして心穏やかにしてみませんか?

 

■ 写経とは

■ 写経とは

日本では古くから多くの人々が慣れ親しんできた写経。

最近は中高年の方だけではなく、若い人でも写経を習慣としているという方が増えているといわれています。写経を行うと、気持ちがリラックスしストレスが解消出来たり、清々しい気持ちになれるという理由から人気を集めています。

そもそも、写経ってどんなことをするの?と思った方へ。

写経の歴史は古く、仏教が日本に伝わった6世紀頃から徐々に広まり始めたといわれています。写経には般若心経が使われます。この般若心経典276文字を半紙一枚にひたすら書き綴ることが写経と呼ばれているものです。
写経を行うことで経文を自分の中に取り入れ、「功徳」を摘んでいくことが出来るといわれています。

徳を得たいから写経を行うという心持ちで写経を行っては徳は積まれません。一文字一文字丁寧に経文を描くからこそ功徳が積まれていくのです。

 

■ 写経をするにはどうしたらいい?

写経をするにあたって、準備しなければならないものがあります。

■ 写経をするにはどうしたらいい?

① 筆、墨・硯など

② 写経のお手本となる般若心経

③ 写経するための半紙

これらを用意出来たら、いよいよ写経を始めてみましょう。

■ 写経を始める

① 始めるにあたり、まずは自分を清めましょう。手を洗ったり口をゆすぎます。

■ 写経を始める

② 瞑想して気持ちを落ち着かせましょう。

■ 写経を始める-2

③ 合掌した後、写経を始めます。

■ 写経を始める-3

④ すべてを書き終えたら合掌します。

■ 写経を始める-4

 

最近は写経が出来るお寺も増えています。お寺で写経を行う時はそのお寺の形式に合わせ写経を行いましょう。通信販売や書店でも「写経セット」が販売されているので、初めて写経をする方は、まずは「写経セット」を使ってみるというのもおすすめです。写経をした後は粗末に扱わず、箱などで保管します。

 

■ 写経をした後の処置

① お寺へ納経する

■ 写経をした後の処置

写経をしたものを納経してくれるお寺を探して納める

② 焼却して埋める

■ 写経をした後の処置-2

納経出来るお寺が近くになかった場合、自分で焼却する方法があります。焼却する前に【合掌一礼】し、灰となった後も【合掌一礼】します。その後土に埋めましょう。

 

■ 写経を続けて得る心の安らぎ

① リラックス効果が得られるのでストレス解消となる

■ 写経を続けて得る心の安らぎ

② 思考がポジティブになり免疫力が高まる

■ 写経を続けて得る心の安らぎ-2

集中するとベータ・エンドルフィンという脳内物質が多く分泌されるということが分かっています。この物質は免疫力を高め、思考をクリアにポジティブなものにしてくれる効果があるといわれています。

 

③ 波動を高めていくことが出来る

■ 写経を続けて得る心の安らぎ-3

良い言葉を使うと波動が上がるといわれます。1300年以上も多くの人に敬意を持たれている般若心経を書き綴ることで、波動が上がっていくといわれています。

 

④ 集中力がつくので忍耐力も自然と上がっていく

■ 写経を続けて得る心の安らぎ-4

写経を習慣化することで集中力がついていき、継続するという忍耐力も徐々に上がっていきます。

⑤ 姿勢が良くなり字も綺麗になる

■ 写経を続けて得る心の安らぎ-5

姿勢を正すことで身体のバランスを保つことが出来ます。

⑥ 脳が活性化していく効果が得られる

■ 写経を続けて得る心の安らぎ-6

手を動かすということは脳の活性化につながります。写経も276文字をひたすら書き綴るということから、脳の活性化効果が得られるといわれています。脳が活性化すると人との会話がスムーズに出来るようになったり、脳の老化を防ぐことが出来ます。

 

■ おわりに

■ おわりに

写経を習慣化していくと、字も綺麗になり集中力も高まるなど良いことばかりです。それに加え、般若心経を無心で書いているだけで心が穏やかになっていきとても癒されていきます。

毎日の習慣に写経を取り入れてみませんか?大切なことは習慣にすること、無の心で書き綴ること。

気がついたとき、自分の周りや自分自身に変化が訪れているかもしれません。