「男を立てる」とはどういう意味?「男を立てる」方法やポイント

「男を立てる」とはどういう意味?「男を立てる」方法やポイント

昔ながらの言葉で「男を立てる」という言葉を聞いた事はありませんか?男性に判断を委ねる事で自然と男性の自尊心も満たされるのです。実は男性は心の奥底では「男を立ててほしい」と思っています。男性だからと無理に気を使う必要はありませんが、今回は多くの男性が喜ぶ恋愛テクニックとして「男の立て方」についてお伝えします。

男を立てるってどういう意味?

男を立てるってどういう意味?

話は江戸時代にさかのぼりますが、当時の女性は男性より地位が低かったのです。
「三歩下がって歩く女性」と言われているように嫁いだ女性は男性に従って後ろを歩く事でそれなりの地位や生活を手にしていたと言われています。
男を立てるということは、男性のおかれている立場やプライドを傷をつけないように気を使うことをいいます。
男性の「男としての自尊心」を高めてあげるために、女性が気を使ってフォローすることをいうのですが、現在は死語になりつつある言葉といえるでしょう。

男を立てる方法①食事などの会計時

男を立てる方法■食事などの会計時

男性とお食事に出かけた際、支払いの時にどの様な行動に出るか迷いますよね。
女性も財布を出した方が良い、など色々な意見がありますが「男を立てる」場面で言うのであれば正解は財布を出さない事です。
いつの時代でも男性は人の目を気にします。
レジで「お会計は別で」なんて言おうものならば男性のプライドはズタズタに切り裂かれてしまいます。
レジの店員さんや近くにいるお客たちから男性側に財力が無い物と勝手に判断され、食事代すら割り勘にする甲斐性無しのレッテルを貼られてしまいます。
男を立てる意味として会計は男性に任せ、お会計が終わってお店を出てから割り勘を提案すると良いですよ。

男を立てる方法②家族や友人の前での態度に気を付ける

男を立てる方法■家族や友人の前での態度に気を付ける

いくら恋人でも他人は他人です。相手の男性の事を悪く言ったり冗談でもけなしたりはしません。
二人きりの時はもちろん、男性の身内や友人がその場にいる時にこそ褒めて男を立てましょう。
男性の失敗談や悪口を言って盛り上げたり、皆のいる前で注意をしたりして恥をかかせてはNGです。
大勢の前で男を立てる事でプライドが満たされ、より一層頼りになれる男性になろうと自然と男性自身も努力をするようになります。
これは男を立てるという話以前に、男女関係なく行うべきといえます。

男を立てる方法③力仕事やビジネス

男を立てる方法■力仕事やビジネス

男女平等とは言え体力ではやはり男性の方が圧倒的に有利なのは否めませんよね。
力仕事などは思い切って男性に頼りましょう。
女性が出来ない事、苦手な事を軽々とクリアする事で男性の気分はぐんぐん上がります。
職場でも同じ事が言えます。
もちろん職場において女性が自立して何でもテキパキこなす姿も素敵ですが、男を立てる部分で言えば大切な相談は男性社員にする事。
大事なのは「頼りにされている」と相手が感じることです。しかし、すべてを男性任せにすると「いいように使われているだけ」と感じてしまうため注意が必要です。

男を立てる方法④自慢話や愚痴にも耳を傾ける

男を立てる方法■自慢話や愚痴にも耳を傾ける

男性は過去の栄光話については何度でも披露したくなるのだそう。
そんな風に過去の栄光話について何度聞いた内容でも「すご~い!」などと必ずリアクションをしてあげましょう。
「その話何度も聞いたよ」とウンザリ顔をするのは止めましょう。
「会話のさしすせそ」をご存知ですか?
「さすがですね・知らなかった・すごいですね・センスいいですね・そうなんですか」の様に相手の話に肯定的な反応をする事です。
営業トークに使えるのが始まりとされていますが今回の様に男を立てるフレーズとしても使えます。
もう一つは男性の愚痴もしっかりと聞いてあげる事、「○○君は悪くないよ」と寄り添う事で落ち込んでいた気持ちにも光が差す様になります。

男を立てる方法⑤細かく相談する

男を立てる方法■細かく相談する

一つ屋根の下で暮らしている旦那様や彼氏にも日々の生活で男を立ててあげましょう。
例えば「○○が欲しいんだけど買ってもいい?」と些細な事でも相談し男性の意見を聞く事が大事です。
仕事の事に関してもあまり口うるさく言ってはいけません。
残業で遅くなったり、職場の同僚と飲みに行ったりするのにいちいち目くじらを立てて文句を言うのは禁物です。
残業でも「毎日お疲れ様」、飲みに行くのも「楽しんでおいで」と労いの言葉や快く送り出す事を心掛けて下さい。
男性は自分を立ててくれる良き理解者としてあなたの事を今以上に大切にしてくれる様になるはずです。
旦那様や彼氏を立てる事で二人の関係も良好になりますし、男性が自分に自信を持つ事で出世にもつながるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。男性を立てるってとても大変でしょうし、正直面倒に思う事もありますよね。でもその行動や言動が必ず自分自身にも返ってきます。一歩下がる必要はありませんが、たまには男性を頼ってみたり、人の前で男性をけなすようなことは言わず、お互いに頼りにするような関係を目指しましょう。

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優美(ゆうみ)

関西在住の30代主婦です。 これまでは事務員・ファストフードマネージャーなどを経て現在は接客講師としての道を歩き始めました。 近所の図書館に頻繁に通うのが楽しみで1か月で10冊ほどの本を読んでいます。 道尾秀介さん、恒川光太郎さん、朱川湊人さん、有川浩さんなどのファンタジーやミステリーが好きです。 文章は読むのも書くのも好きなので少しでも皆様の参考になる記事を提供できるよう頑張ります。