前回までは、ホロスコープ上での月と太陽の関係から見る、夫婦相性や男女観についてお話ししてきました。
さて、それを受けて、「夫婦相性?恋愛相性はどうなの?」という方もいらっしゃったのではないでしょうか。
もちろん、ホロスコープで恋愛相性や好みのタイプの異性について見ることも可能です。
それにはまず、西洋占星術における金星と火星についてお話ししましょう。
■西洋占星術における金星の意味
金星は愛と美の女神、ヴィーナスの星。人間の快楽を司る星です。
快楽というと性的なことのように感じるかもしれませんが、性的なことを含め、人間が心地よいと感じることが対象となります。
好きなものや喜び、美味しいもの、美しいもの、恋愛、娯楽、芸術、音楽、お金を使うこと、社交、遊び、そういった楽しいことや気持ちがよいこと全般が金星の支配領域です。
タロットカードで言えば「女帝」がそのモチーフとなります。実際、「女帝」のカードには金星のマークが描かれています。
ですから金星が運勢に対して良い方向性で働いたときには女帝の正位置、マイナスの方向性で働いたときには女帝の逆位置に似た影響があると考えると良いでしょう。
タロットカードにおける、女帝の意味は次のようなものになります。
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