自分と気になる人の月と太陽の関係性による夫婦相性占い

自分と気になる人の月と太陽の関係性による夫婦相性占い

自分と気になる人の月と太陽の関係性による夫婦相性占い

今回は、少し発展して、惑星同士の関係性についても触れていきましょう。このやり方を覚えると、好きな人や友達、職場の人や家族との相性も自分で占えるようになりますよ。
これまで月のお話を通してホロスコープに触れてきましたから、まずは理解しやすいように、今回も月を例に取って解説していきます。

まずは、チャートの見方をおさらいしましょう。一番内側から二番目の、数字が書かれている円がハウス番号です。
その一つ外側の円が、その人のネイタル(出生時)の惑星配列を、その更に外側の円がトランジット(現行)の惑星配列を表しています。一番外側の円はサイン(星座)です。
前回と同様、1990年1月1日のチャートを用いていますが、あなたや気になる人のチャートを見るときは、「無料ホロスコープ作成サイトMyAstroChart」の「二重円」のメニューから作成してみてくださいね。

さて、例えば、7月1日のチャートを見てみましょう。
自分と気になる人の月と太陽の関係性による夫婦相性占い
画像の一番下部に、惑星同士の関係性を示す表があります。□(square)の欄の二番目で、丸のなかに黒丸があるマークと月のマークがセットになっているのが分かるでしょうか。この丸のなかに黒丸があるマークは、太陽のマークです。左にあるものがネイタルの惑星、右にあるものがトランジットの惑星を示しますので、これはネイタルの太陽とトランジットの月がスクエアであるということです。欄の真ん中に薄い線がありますが、この線に二つの惑星を仕切る線がぴったり重なれば重なるほど、影響の強いスクエアであるということになります。スクエアは占星術においてはハードアスペクトと言って多くの場合良くない影響を及ぼすものです。

また、同じように7月5日のチャートを見ると、月同士がスクエアになっていますね。
自分と気になる人の月と太陽の関係性による夫婦相性占い
こんなふうに、月は数日のうちにホロスコープ上を移動するため、一ヶ月の中で影響する惑星がかなり頻繁に変化します。特に女性は、精神的・肉体的な安定時期と不安定時期を見定めるのに良いですよ。実際私も、ネイタルの月とトランジットの天王星のスクエア、ネイタルの冥王星とトランジットの月のスクエアが同時に起こったときは、生まれてはじめて重度のインフルエンザにかかって仕事をお休みすることになりました。月は心(女性は体も含みます)の状態を表す星、天王星は突然の変化の星、冥王星は重い病気を示す星ですから、この3つが同時に良くない位置関係になったことで、突発的な重い病気にかかってしまったと言えるでしょう。

スクエアというのは、惑星同士がホロスコープ上で90度の角度に位置することを言います。同じように、0度をコンジャンクションと言って吉凶混合、60度をセクスタイル、120度をトラインと言ってこちらは良い配置(ソフトアスペクト)になります。逆に、スクエアや180度のオポジションは悪い配置(ハードアスペクト)になります。

このような惑星同士の関係性については、また別の機会に詳しくお話ししていきましょう。