どれだけ大好きな彼であったとしても、付き合いが長くなってくれば家族のような存在になっていきます。そして、お互いの存在がいつからか「当たり前」になってしまうことから、振る舞いや言動がおざなりになっていたり、相手にいつまでも好きでいてもらえるような努力をしなくなってしまったり……ということがあるかもしれません。けれど、そのような状態が続いてしまうのは、2人の関係の雲行きも怪しくなってしまいます。
ちょっぴりマンネリになってきたときが正念場。そこで今回は、2人の関係に新しい風を吹かせるちょっとしたtipsをシェアします。
1:小さなサプライズを計画そして実行する
付き合い始めてはじめの数ヶ月間は、相手の好きなお花を買ってあげたり、なんでもない日にケーキをお土産に買ってあげたり。けれど、そのような小さなサプライズって、気がつくと「最初のうちはやっていたな〜」といったことになりがちではないでしょうか。
けれど、ちょっとした行動やサプライズひとつで、相手に「あなたのことを今でも大切に思っているよ」と、示すことができます。どれだけ付き合いが長くなっても、大切な人にそのような気持ちを伝え合えることができるって、なんだかとても素敵ではありませんか?
2:楽しいハングアウトのプランを立てる
付き合いたてのころは、休みのたびに2人であれこれアクティブに行動していたのに、いつしか「なんか最近、家でゴロゴロしてばっかりじゃない?」ということはありませんか? たしかに周囲の視線を気にせずにおうちデートを楽しむのもいいですが、せっかくならばとびきり楽しいお出かけプランを考えてみてはどうでしょう。
- 最近、近所にできた小洒落たカフェに行ってみる
- ずっとやりたいと思っていたイチゴ狩りに2人にチャレンジしてみる
- いつもは格安スーパーだからこそ、今夜は高級スーパーへ食材の買い出しに
このように、必ずしもテーマパークや旅行に出かけたりする必要はありません。近場であったとしても、「いつもとちょっとだけ違う場所」に出かけるだけで、グッと新鮮な気持ちになれるはずです。行き先がたとえ近所のカフェだったとしても、新たな発見があるかもしれませんよ。
3:友達に彼の悪口を言わない
交際期間が長くなればなるほど、「私たちは遠慮なくなんでも言い合える関係」だと思い込んでしまう人がいます。恥ずかしながら、かつては私もそう思っていた時期がありました。けれどもそれって、かなり自分本位な考え方ではないでしょうか。
また、日本では友人に恋人や家族のことを話す際、蔑むような言い方をする習慣があるかと思います。私は日本で生まれ育った日本人ですが、この習慣があまり好きではありません。「優しいけれど、イケメンじゃないから〜」「意外と頑固なところもあるんだよ?」などと聞くたび、「どうして、好きな人の印象を下げるようなことを言うんだろう」と、不思議な気持ちになります。
きっと、話した相手に「ノロケ話だと思われないように」という気持ちからなのでしょうが、恋人がその会話を聞いたらどうでしょうか。少なくとも、うれしくはならないかと思います。
いつも気まぐれな発言ばかりしてしまうマイペースなあなたのことを受け入れてくれる彼なのに、何年も付き合っているからといって、そのような一言を加える必要があるのでしょうか。
4:ボディタッチを拒否しない
「恥ずかしいから」「どこで誰に見られているかわからないし」
そう言って、外出しても手はつながない、ちょっとしたボディタッチでさえ「鬱陶しいからやめて」と拒否してしまう。
このような愛情表現を打ち切ってしまうと、拒否されたパートナーはまるで自分のすべてを否定されてような感覚に陥ってしまうことがあるようです。
どれだけその人との付き合いが長くなったとしても、愛情を示す「ボディタッチ」は拒否しないことが理想的です。
5:相手の好きなところを言葉にして伝える
大好きなパートナーと付き合いたての頃は、誰にも見せられないようなクサすぎるメッセージのやり取りにときめいていたという方もいるのではないでしょうか。もちろん、燃え上がるような期間というものは、時間の経過とともに少しずつ和らいでいくかと思います。
けれども、だからといって「いつもありがとう」「好きだよ」などといった相手への愛情表現をおろそかにしてしまうのは残念なこと。けれど、今さら「好きだよ」なんて真面目な顔していうのは、なんだか小恥ずかしい。そんな時には是非、「あなたと一緒にいるだけで、すごく安心するんだ」と伝えてみてください。ちょっとしたあなたからの感謝の言葉が、パートナーにとっては特別なギフトになるもの。
年齢を重ねれば、少しずつ好みや自分が抱く感情は変化していきます。けれど、恋愛はお互いのことを成長させてくれるものでもあります。ですから、積極的に「こっちとこっち、どっちがいいと思う?」「私、今こんなことを考えているんだけれど、あなただったらどうする?」などと、積極的に相手に考えを求めてみてください。積極的に考えや意見を交換することで、思いがけない新たなアイデアやパートナーの魅力が見つかるかもしれません。