7月の誕生石ルビーに宿る炎と戦の神マルスの純愛

7月の誕生石ルビーに宿る炎と戦の神マルスの純愛

7月の誕生石は情熱のルビー7月の誕生石は情熱のルビー

7月の誕生石はルビーです。石言葉は情熱、勇気、自由、身につける人の魅力を引き出し、愛と勝利をもたらすとされています。

古代インドでは戦士を守る石とされ、またヨーロッパでは生命と美の象徴であり、女性が身につけると潜在的な魅力が引き出されて運命の人に出会える宝石とされました。

古代ギリシャの神話では、ルビーに魔力があるのは軍神マルスの力が宿っているからだと語り継がれています。

古来より軍神マースが宿るとされる勝利の石古来より軍神マースが宿るとされる勝利の石

美しい赤色で古くから人々を魅了してきたルビーは、ギリシャ神話の軍神マルスの力の象徴とされてきました。

美の女神ビーナスの恋人として、たくさんの芸術作品に描かれてきたマルスですが、ビーナスには政略結婚させられた夫や、自由奔放に選んだたくさんの恋人がいたそうです。

マルスは戦と火焔の神という荒々しい側面を持つ一方、男性的な美しさと同時に自由奔放なビーナスを一途に愛する純粋な心をもっており、ほとんどの神々が自由に浮気を楽しむギリシャ神話の中でも、ビーナスだけを愛した硬派な神として有名です。

そんなマルスだからこそ、古くからヨーロッパで理想の男性像として用いられ、男性を表す記号「♂」は、もともとはマルスを表現した記号から生まれました。

理想の男性像であるマルスを宿すルビーは、色が濃いほど美しく魔力が強いとされ、大きくて濃い赤のルビーはどのような戦いにも持ち主を勝利へと導き、情熱的な力で永遠の愛を引き寄せるとされています。

貴族のファッションとしてもたくさん用いられてきた宝石の一つです。

純愛と情熱のマースが宿るルビーは右側に飾る純愛と情熱のマースが宿るルビーは右側に飾る

純愛と情熱のマースが宿るルビーは右側に飾る-2

美しく大きなルビーは17世紀の貴族たちに愛された石でした。

ルビーの魔力は富と権力を守り、あらゆる災いを払う力があるとされ、さらに恋愛成就のお守りでもあったのです。

体の右側につけないとその力を発揮しないというジンクスもあり、古い貴族の肖像画などでも帽子の右側、右胸などにルビーの宝石が飾られているのが見うけられます。

情熱的な愛や戦いの勝利をもたらすパワーストーンでもあるので、ヨーロッパ貴族にならって体の右側に飾るのがいいのかもしれませんね。

ルビーの世界産出量はダイヤモンドの3分の1です。それだけ希少な宝石であり、現代でもその鮮やかな赤色は女性から絶大な人気を得ています。

赤いルビーの力で永遠の愛をGET赤いルビーの力で永遠の愛をGET

赤いルビーの力で永遠の愛をGET-2

赤色は、色彩心理学でも人の情熱的な感情を引き出す色とされています。

この夏、右耳にルビーのピアスをしてみたり、恋人にプレゼントするリングやアクセサリーにルビーを選んでみみてはいかがでしょう? 永遠の愛が手に入るかもしれませんよ。