あなたの未来を明るく、そしてよりカラフルにするためのヒント

いくつ年齢を重ねても、人から聞いた話やSNS、耳に入ってきたニュースやなんとなく手に取ってみた本などから、日々さまざまな気づきや発見があります。

もしかすると、中には「これ、もっと若いころに知っていれば、私の人生はこうなっていたかもしれない……」と、思うものもあるかもしれません。

過去の出来事は変えられないかもしれませんが、今日から意識をすれば未来を変えることはできるはずです。

そこで今回は、未来を明るく、そしてよりカラフルにするためのヒントをシェアします。

評価を気にしすぎると、自分らしく振る舞えなくなる

「こんなことをしたら、両親や友人は何て思うんだろう」

「どうして私は、みんなと同じように動くことができないんだろう」

周囲からどう見られているかと気にしすぎてしまうあまり、行動に移すことが難しくなってしまった経験、みなさんにはありませんか？　そう、まわりの評価を気にしすぎてしまうと、あなた自身の意欲ややる気が低下してしまいます。

けれど、「あの時、あの人がこう言ったからこうしたのに、結局うまくいかなかった。すべてはあの人が悪い」などと、人のせいにしてみたところであなたの気持ちは晴れるでしょうか。あなたの人生は、あなただけのもの。ですから、あなたの人生に責任を取るのもあなた自身なのです。

ですから、本当に挑戦してみたいことがあるならば、まずはチャレンジしてみる。「念のため」「こっちの方が無難だから……」と、不必要な前置きをしたり、ネガティブな意見を言う人とは距離を置いたりする。

時には、周囲の評価や意見を基にすることなく、チャレンジしてみることも必要ではないでしょうか。

「悲劇のヒロイン」はあなただけではない

誰だって、恋愛や仕事、職場やプライベートでの人間関係などでさまざまな悩みを抱えているものではないかと思います。もちろん、私にも小さな悩みは多々あります。

けれど、小さな悩みにフォーカスしすぎてしまうと、その悩みはやがて大きなものとなります。そして、つい「このことについて、きっと誰かが自分を助けてくれるはず」と、周囲に期待をしてしまうことがあるかもしれません。かといって、一向に誰も助けてくれないと「私は愛される価値のない人間なんだ」と、深みにはまってしまう。すると、（普段はできているはずなのに）周囲にもやさしくすることができなくなってしまうことがあるかもしれません。

けれど、悲劇のヒロインを演じ続けたところで、白馬の王子様やフェアリーゴッドマザーが現れることはありません。誰だって、いつもどんよりとした表情の人よりも笑顔がはじける人に魅力を感じるもの。

それに、悩み事で頭がいっぱいになっているのはあなただけではないということも、どうか忘れないでください。

また、人間関係でのトラブルで悩んでいる際、相手が変わってくれることを願ってしまうかもしれません。けれど、残念ながら相手の性格を強制的に変えることはほぼ不可能です。また、相手のほうもあなたから行動を起こしてくれることを待っているかもしれません。

ちょっと勇気はいるかもしれませんが、こちらが状況を変えたいと思うのであれば、あなたから行動を起こしてみる。その初めの一歩が、トラブルを解決に導くきっかけになるかもしれませんよ。

ルールやお作法に縛られすぎない

周囲からの評価や意見と同じくらい、私たちの行動力や意欲を下げてしまうことがあるのが、ルールやお作法などの慣例に縛られすぎてしまうこと。

「普通ならこうするでしょう？　そんなこともできないなんて、非常識な人だな」と、思うこともあるかもしれません。けれども、相手が自分の期待通りの発言や行動をしてくれることのほうが、少ないのではないでしょうか。それに、あなたが思う「常識」は、ほんとうにそうなのでしょうか。

自分の思い通りにいかないことに苛立ったり、相手のことをコントロールしたいと考えたりするのは時間の無駄です。「まあ、こういう考え方を持つ人もいるよね」と、軽く流してしまえばいいだけの話です。

「その瞬間（とき）」をじっと待てる自分になる

何か悩み事があって気が揉んでいるとき、「旅行に行けば、解決のヒントが見つかるかもしれない」と、グッドタイミングを待ち続けてしまうことがあるかもしれません。私自身も、何だか頭がすっきりしないというときには公園に行って、自然の中に身を置いてみます。何だか、いいアイデアが思い浮かびそうな気がするから。……けれど、いくら公園の中を歩き続けたとしても、グッドアイデアが都合よく思い浮かぶことはほとんどありません（笑）。

そう、解決の糸口になるようなグッドアイデアやグッドタイミングは、突然訪れるもの。身を置く場所を変えたり、見切り発車で行動をしてみたりしたところで降ってくるものではないのです。

解決の糸口が見えてくるまでは不安でいっぱいになるかもしれませんが、とにかく動き続けてみる。そうして、動きながら考える日々を過ごすなかに、ヒントは隠れているはずですよ。