「とにかくはやく結婚して、幸せになりたーい!」
大好きなパートナー(もしくはいつかやってくるであろう)白馬に乗ったプリンスとの幸せな結婚生活を夢見て、自分磨きや料理、家事などの「婚活」に励んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、現時点では結婚する予定は特にありませんが、既婚者の友人の話を聞いていると「結婚はあくまでも通過点で、結婚してからがスタートなんだな」と、感じます。また、「独身のうちにたくさん遊んでおいたほうがいいよ」という話も聞きます。そこで今回は、シングル(独身)のうちにしておきたいことについてシェアします。
1:「わたしはこういう人」と語れるようになる
「とにかく結婚がしたい」「結婚をするなら、年収は最低でも1,000万以上なくちゃ」「大手商社!?これは結婚相手の候補にいいかも」など。
結婚したいという気持ちが強くなりすぎたり、結婚相手へ求める条件をどれだけ並べたりしたとしても、素敵な出会いはなかなか訪れないかもしれません。
もちろん、ある程度の理想を掲げることは自然なことではないかお思います。けれども、ご自身と相性がピッタリな相手と出会いたいのであればまず、ご自身の性格(長所や短所)、恋愛観、ライフスタイルなどをとにかく紙に書き出してみましょう。
そうして「私は、こういうことが好き。こういう人のことを大切にしたい」ということを明確にすることが大切ではないでしょうか。
2: 誰かになにかを期待するばかりでなく、自分がなにをしてあげられるか、考えておく
いま現在パートナーがすでにいる場合は特に、「彼がもっと家事を手伝ってくれればいいのに」「もっと私のことを気にかけてくれたらいいのに」
などと、相手へのさまざまな部分が気になってくるのではないかと思います。もちろん、100パーセント相性が合う人はなかなか見つからないもの。けれど、みなさんは「私は妻になったとき、どのように夫になる彼のことを支えてあげることができるかな」と、想像してみたことがあるでしょうか。
交際中以上に結婚生活は、パートナー同士がお互いに思いやり、ときには自分の願望や要望を我慢しなくてはいけないことも多々あるもの。お互いにある程度の「譲り合いの精神」を持つことこそが、幸せな結婚生活には必要不可欠ではないでしょうか。
ですから、外見や家事などのセンスを磨くことも大切ですが、「私がパートナーのためにできること」をあらかじめ考えてみてはどうでしょう。
3:ネガティブ感情を整理しておく
どれだけ明るい性格の持ち主であったとしても、ときにはネガティブな感情が沸き起こることがあるかと思います。容姿や学歴などのコンプレックスや妬み、自己嫌悪など。さまざまな要因によってときには落ち込んだり、悲しみのあまり泣きたくなったりすることもあるかもしれません。けれど、そのようなネガティブな感情をあなた自身が自分の力で気持ちの整理をし、気持ちを鎮める方法を知ることも大切です。
なぜならば、パートナーとの結婚生活が長くなり、パートナーへのネガティブな感情が爆発してしまうと、夫婦ゲンカや不仲の原因に発展してしまう可能性があるから。
自分の中に沸き起こるネガティブな感情を上手に整理するためには、そのような感情を引き起こす原因を特定することはもちろん、そのような感情を上手に発散させる方法を見つけることがポイントになります。
あなた自身が自分の気持ちを上手にコントロールできるようになっていれば、
たとえパートナーとの衝突が起こったとしても、必要以上に当たり散らしたりきつい言い方になったりすることを防ぐことができるのではないでしょうか。
4:メンタル面でもタフになっておく
結婚しても仕事はバリバリやっていたいという方がいる一方で、結婚したら専業主婦になりたいと考えている女性もいるかと思います。
しかし、「結婚したら旦那さんに養ってもらおう」という考えがあまりにも露骨に出ていると、男性から距離を置かれてしまうことも少なくないかと思います。
もちろん、結婚したら「専業主婦になっていいよ」と言ってくれるパートナーもいるかとは思います。
けれども、共働きの夫婦が増えている現代だからこそ、女性としての魅力を磨き続けることに加え、精神的にもタフであることが大切ではないでしょうか。
タフであるというと「男性のような強さ」をイメージする方がいるかもしれませんが、そうではありません。
主人である彼が仕事のミスなどで落ち込んでいるときには、気持ちが晴れるようにあたたかい心で接する。夫婦でなんらかの問題に直面した際には、感情的になることなく、冷静に対処するなど。
(あなた自身が望んでいるのであれば別ですが)私たち女性が男性と肩を並べてバリバリと仕事をしようと必死になる必要はないと思います。けれども、ともに人生を歩むパートナーとの信頼関係を築いていくためには、精神的な強さも大切になってくるのではないでしょうか。