「バジルシード」という物を知っていますか！？
「バジル」「シード」＝「バジルの種」ということです。
このバジルシードが女性の間でブーム化していて様々な効果をもたらすと言われています。
～バジルシードとは！？～
上記で説明したように「バジルの種」ということです。
ご存知の方も多いですが、バジルは、ハーブとして利用されることが多いです。
本題の「バジルシード」ですが、最近聞くようになった言葉のように思えますが、実は日本との関わりは、かなり深くて江戸時代の頃には「漢方薬」として使用されていたようです。
またバジルシードは水を含むことによって「グルコナンマン」と言われる女性には嬉しい食物繊維が種の周りに現れるのです。
これは、チアシードと同じ原理なのですが、チアシードとの違いはバジルシードの方が「30倍」くらいまで膨らんでしまうということです。
この30倍くらいまで膨らむグルコナンマンによってお腹の持ちが良くなって、お腹を空きにくくする。
このようなことからダイエットへと結びついていくと言われているのです。
～バジルシードは栄養成分が豊富！？～
バジルシードに含まれている成分の半数以上は、食物繊維という女性にとっては嬉しい物です。
「食物繊維」は、水溶性と不溶性の2つに分類されます。
バジルシードは、不溶性の方が豊富に入っています。
上記で説明したように30倍くらいに膨れ上がってしまうのは、水溶性タイプでもある「グルコナンマン」も含まれているからなのです。
一番多く含まれているのは、食物繊維。
次は、アミノ酸です。
身体の中で作ることができない「必須アミノ酸」という物があります。
その必須アミノ酸は、9つあるのですが、そのうち8つが入っています。
３番目に多いのは、脂質なのです。
脂質＝健康に悪さをするというイメージを多く持っている人もいるかもしれませんが、バジルシードに含まれている脂質は、オメガ3系という脂肪酸です。
これのほとんどは、αリノレン酸と言われています。
このαリノレン酸は、世間で注目を浴びている、えごま油、亜麻仁油にも含まれています。
このαリノレン酸は、女性に嬉しい美容、そして健康の維持に効果があると言われているのです。
この他にも、カルシウム類、マグネシウム類、亜鉛や鉄というミネラル類、ビタミン群であるE,B6,Kなども入っています。
～バジルシードの効能とは！？～
～①食物繊維編～
・腸内環境を整えてくれる}
・便秘を解消してくれる
・女性には嬉しい美しい肌にしてくれる
・生活習慣病を良くしてくれる、防いでくれる
このような効果があります。
「食物繊維」を摂取するということは、腸が興奮状態になり蠕動運動というのが活動的になります。
このような状態になると腸内の環境が整備されて、便秘解消に繋がります。
また、人の身体にとっていらない老廃物、そして有害な物質を吸い取って体外へ排出する効果があるのです。
この効果によって生活習慣病などを防ぐことや肌を美しくするのです。
ですが不溶性の食物繊維を摂取し過ぎてしまうと、逆効果を発揮してしまい便秘を解消しなくなるという問題が出てくるのです。
しかしながらバジルシードには、最初に説明したようにグルコナンマンと呼ばれる、水溶性タイプの食物繊維も入っているので安心して摂取することができます。
～②αリノレン酸編～
αリノレン酸は、人の身体に効果を示すものがいっぱいあります。
・認知症を防ぐ
・記憶や学習能力の上昇(子供の脳の育ちにいい)
・血流の流れを良くする、血栓を防ぐ
・アレルギーを抑える(アトピー、花粉症など)
・老化を防ぐ(アンチエイジングを防ぐ)
・うつを軽くする
・中性脂肪・血液中のコレステロールの減少
・高血圧症を防ぐ
・糖尿病を防ぐ
・動脈硬化・不整脈を防ぐ
・脳卒中を防ぐ
・ガンを防ぐ(代表的なのは、乳がん・肺がん・大腸がん)
・視力の回復
・脂肪肝を防ぐ
・ダイエットに良い
・美容や美肌に良い
これだけ多くの効果が持てるのはなかなかありません。
バジルシードの中に入っているビタミンKというのは、小さじ1杯で1日の摂取量に値します。
その期待できる健康の効果というのは、血液を固まらせて血液を止める(止血)、骨の健康向上などがあります。
～バジルシードを使ったダイエットの仕方～
バジルシードは、良くダイエットに使用されていると聞きますが、その理由は、水分を含むと膨らむこと。
そして低カロリーなことです。
ちなみにバジルシードのカロリーは！？というと10gでたったの10kcalしかないのです。
すごく低カロリーですよね。
ここからはダイエットの仕方についてです。
①バジルシードを食事の30分前くらいに飲むこと
水を溜めて30倍に膨らんでしまったバジルシードを飲むのです。(量としては、小さじ1)
こうすることで食事をする時には、ある程度ですがお腹が満腹感を感じられるようになっていて、量を半分以下などに減らすことに対して何も感じなくなり苦痛もなくなるのです。
必ずしもという訳ではありませんが、規則性を保つためにも、朝、昼、夜と3食食べる前に小さじ1を忘れずに飲むといいですね。
お昼ご飯にバジルシードと考えるとちょっと難しいと思うかもしれませんが、ペットボトルの水にバシルシードを入れる
たったこれだけ持って行くだけなので、難しく考える必要が無いのです。
②ヨーグルトに混ぜて摂取する
朝ごはんを食べない、時間がないという人もいますが、そういう人はヨーグルトと一緒に食べるのがいいのです。
睡眠前にバジルシードを水の中に入れて、膨らませておきます。
そして朝、膨らんだ物をヨーグルトへ入れて、ヨーグルトと混ぜて食べればいいのです。
バジルシードの中に含まれている「グルコナンマン」がバラバラになります。
このバラバラになったことでオリゴ糖が乳酸菌のご飯になり、乳酸菌が増加して活性化され腸内の環境が整っていくのです。
ドレッシング代わりとして掛けてもいいですし、温かい牛乳やコーヒーに入れてもいいです。
～まとめ～
バジルシードについて書いてきました。
バジルシードには、独特な臭いがあるようで土臭いなどと言っている人もいました。
しかしながらバジルシードは、紹介したように様々な効果を得られるので一度試してみるといいですね。
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