「しあわせな恋をつかむにはどうすればいい？」「あらかじめ知ることはできない？」……そう思うことってありますよね。占星術では長い年月のデータの蓄積から、あなたに起こりうる可能性をお伝えすることができます。今回は九星別に説明しましょう。
一白水星
一白水星のあなたは、安定した穏やかな恋愛を望みながら、どこかドラマチックな展開にあこがれているところがあるのではないでしょうか。一時の感情に流されてしまって道ならぬ恋に落ちるなど、波乱万丈の恋愛にハマりやすい傾向があるので、注意が必要です。同情が恋にかわりやすいので、仕事をしていない、借金があるなど、問題を抱える異性には気をつけましょう。一白水星は恋愛と結婚の相手は別と考える傾向がありますが、そのやさしい性格から完全に割り切ることはできません。気持ちを引きずり、深く傷ついてしまいます。モラルに欠けるような恋は慎みましょう。
また、一白水星は甘えるのが下手で、ついやせ我慢をしたり、理解のあるフリをしたりしまいがち。異性に対しても周りの人に対しても素直に甘えたり、頼ったりすることが苦手でしょう。それでは、「この人は大丈夫なんだ」「自分は必要とされていない」など、不要な誤解を招いたり、損をしたりしてしまいます。
自己抑制が強いのは長所ですが、ときには泣き言を口にしてもよいのです。そのほうがあなたもラクになりますし、相手や周りとの確固とした絆、しあわせな恋愛を手にすることにつながりますよ。
二黒土星
堅実で慎重な二黒土星のあなたは、同じようなタイプを好む傾向があります。しかし、似たタイプだと接点がないため、陰で温かく見守りがちで、片想いで終わってしまう危険性があるのです。そして、いくらあなたが奥手とはいえ、心の中には情熱が生まれているので、気持ちだけがどんどん大きくなっていき、気がつけば妄想ばかりになってしまうというおそれもあります。
それに、一方的に見つめるだけの恋が相手にとって心地よいかどうかはわからないものです。もしかすると、相手は本音を明かさないあなたのことを「こわい」「近づきたくない」などと思ってしまうかもしれません。臆病にならず、自分から気持ちを打ち明けたり、好意をそれとなく示したりすることも必要でしょう。
また、二黒土星のあなたは、まじめすぎて極端なところがあるので、相手の本質がまじめであっても、表面的に軽い印象の人に対して、NGとしてしまう傾向があります。たとえば、異性が軽度の下ネタを言おうものなら、機嫌を悪くしたり、表情が変わったりしてしまいがちです。ちょっとしたことで相手にレッテルを貼って、自分から距離を置いてしまうところがあるのです。そのため、本当は理想的で好相性なのに、みすみすチャンスを逃してしまっていることも……。
自分の価値観や第一印象だけで異性を判断せず、時間をかけて情報収集したり、相手を寛容に見るようにしましょう。
三碧木星
三碧木星のあなたは抜群の行動力と積極性で、好きになった相手にアプローチできるタイプです。ただ、恋人を選ぶとき、周囲の人から「あなたの恋人は素敵」「あなたの相手はセンスがいい」などという評価がされるかどうか気にして決める傾向があります。そのため、おつきあいを始めてから「こんなはずじゃなかった」と思うことがあるでしょう。それは、しあわせな恋とは言えませんよね。
もともと三碧木星のあなたはセンスがよく自分を演出するのがとても上手です。そのため、周りの人の外見や洋服、身のこなしなど目に見える部分を評価するのはいいこと。ただ、周りから褒められる見た目だから、あなたをしあわせにしてくれる人であるとは限りません。
三碧木星のあなたは、まじめで向上心にあふれている人です。本当は外見よりも、中身を磨いている人のほうが長い目で見たら満足できます。自分の恋人について、周りからいろいろ言われるのをおそれる気持ちはわかりますが、自分がしあわせで満足しているかどうかを基準にしてください。相手のよさを見極めているということの、自信をもってください。
また、あなたの場合、自分と同じ価値観の人を探してしまいがち。そのため、競争心がめばえたり、意見がぶつかりやすくなったりしてしまうのです。正反対のタイプのほうがうまくいく傾向があります。あなたにないものを相手が持っていて、あなたができないことを相手がしてくれて……そんなふうにおたがいに助け合える関係のほうが、おたがいに尊敬でき、長続きします。
しあわせな恋をつかむコツについて解説してきました。人はいつの間にか、思いがけない価値観や偏見にしばられていることがあります。自分の考えを見直してみることもときには必要でしょう。そのほうが、恋のチャンスも広がっていきますよ。
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