お金の使い方を見直して上手に貯金する5つのヒント

お金の使い方を見直して上手に貯金する5つのヒント
  • いま現在、お財布にいくら入っているかを正確に答えられますか?
  • 来月のクレジットカードの引き落とし額を覚えていますか?
  • 「来月のお給料で払おう」と、カード払いばかりしていませんか?
  • 買い物で「これは運命だわ!」と、衝動買いをついしていませんか?
  • スタバで「自分へのご褒美」を頻繁にしていませんか?

みなさんは、上手にお金を使うことができているでしょうか。私自身、これまでお金の使い方や貯め方についてあまり意識したことがなく、気がついたらカフェ代が月に2万円近くかかっていた時期がありました(笑)。

そこで今回は、(まだ勉強中の身ですが)私が実践していることも絡めつつ、お金の使い方を見直して上手に貯金するヒントについてシェアします。

 

その運命の出会い、ホンモノですか?

みなさんは、お気に入りのセレクトショップや旅先でふらっと入った免税店などで「運命の出会い」を果たしたことがありませんか? 私は、これまで数え切れないほどの「運命の出会い」を経験しています(笑)。

けれど不思議なことに、「これは、私に買ってもらうためにここにあるんだ!」と、衝動買いしたものほど、ほとんど使わないこともありました。

(このような経験をしたのは、私だけではないはず……!)

このような衝動買いで無駄な買い物を防ぐためには、「本当に運命の出会いかどうか」をしっかりと見極めることが大切です。

洋服やバッグであれば、素材と値段がきちんと見合うかどうか、本当に今の自分に必要なものなのか、どのようなコーディネートに合わせられるのかをしっかりと見極めましょう。

 

冷静に自分自身に問いかけると、「そういえば、似たようなものを持っていたな」「意外と合わせにくいかもしれない」などといったことを思い出すかもしれません。

 

お買い物日記をつけてみる

個人的におすすめなのが、「お買い物日記」をつけること。洋服やバッグ、化粧品などを買った日のうちに手書きやインスタグラムなどのSNSで記録します。

なぜ私はこれを買ったのか、どういうところに気に入ったのか、値段はいくらだったのか。実際に記録をすることで、自分自身がどのようなことやものにどのくらいの金額を使っているのかを可視化することができます。

また、自分の気に入ったポイントなどを記録しておけば、ただのショッピングもなんだか特別感が増してくる気がします。

もしかすると、「これはちょっと無駄遣いしてしまったかな」と思うようなことがあるかもしれません。そのときはそれで構いません。今回の反省を生かして、次回から気をつければいいだけの話なのですから。

 

1ヶ月の予算を項目別に決めておく

「今月、使い切らなかったあまりのお金を貯金に回せばいいや」

このように考えている人は、いらっしゃいませんか?「余ったらでいいや」「後で貯蓄用の口座に移せばいいや」と、後回しにするのはおすすめできません。なぜなら、すっかりそのことを忘れて使い切ってしまう可能性が大だから。

一般的に、お給料の2〜3割を貯蓄に回すのがベストだとされています。

お給料が入ったら、あらかじめ設定したおこづかいを下ろすようにし、そこから交際費や交通費、お稽古の月謝などとして出すようにしていきましょう。

そして、月末に余ったお小遣いは翌月に繰越せず、貯蓄に回すのもおすすめです。

 

「価値のわかる女」になりきる

ついつい、「頑張った自分へのご褒美」というタイトルをつけて、いつもよりちょっといい化粧品やワンピースなんかを買ってしまってはいませんか?

かといって、衝動的に節約生活をスタートしたところで、なんだかわびしい気持ちになるだけではないでしょうか。

もちろん、お金は使いたいものには使うべきですし、使って循環させることが大切です。けれども、お金を使うだけの価値が本当にあるかどうかをきちんと見極めることが大切です。

きちんと見極めることができるようになると、「今日だけお得になるから」などの煽り文句にも踊らされることがなくなっていきます。

現金払いで「お金を使っている」を実感する

学生時代から私は2枚のクレジットカードを所持しています。

1枚は交通カードのチャージ用、そしてもう1枚は普段の買い物から海外旅行の際に使用していました。

現金の持ち合わせが少なくても気軽に支払いができるクレジットカードは便利ですが、ついつい気が大きくなってしまうことってありませんか?

実際、「今月はこれだけにしよう」と思っていてもつい使ってしまい、カードの明細書を見て何度びっくりしたことか……(苦笑)。

 

それ以降、(カード払いの方が得だったとしても)できる限り現金で支払うことを心がけています。そうすることで、「私は働いていただいたお金を今、使っている」と、実感することができます。このとき、「もったいないな」などと、後ろめたさを感じてはいけません。「このワンピースをお金と交換することで、私のワードローブはすごく華やかになる。嬉しいな」と、プラスの気持ちを乗せてあげるのがポイントです。

カード払いはスマートで便利ですが、お金を使っている感覚をあまり感じないため、無駄遣いに走ってしまいがち。上手に管理できる自信がない人の場合には、しばらくのあいだ、現金払いを徹底してみるのがおすすめです。