彼氏と価値観の違いがあっても別れずに結婚するには?

彼氏と価値観の違いがあっても別れずに結婚するには?

目次

価値観の違いがあると、大変ですよね。彼氏と価値観の違いから別れる女性もいるでしょう。大好きな彼氏と価値観の違いから別れずに、結婚するにはどうすればいいでしょうか?今回は価値観の違いの例をご紹介しつつ、彼氏と喧嘩しない方法、価値観の違いがあっても結婚できるのかなどをまとめてみました。

価値観の違いがある

価値観の違いがある

価値観の違いがあるのは、当たり前のことです。いくら大好きな彼氏でも、完全に価値観が一致するのは難しいでしょう。

彼氏とラブラブでも価値観の違いがあれば、いつかすれ違いが起きて、別れたくないのに別れ話が出てしまうこともあります。そんなとき、価値観の違いを埋めるよりも、違いがあっても乗り越える方法を見ていきましょう。実は違うことに意味がある場合も、あるのです。

価値観の違いは意味のある違い

「彼氏と価値観が違いすぎる」と友達に相談した時、「価値観の違う男とは別れた方がいいよ」と言われたことはありませんか?それだけ、価値観というのはカップルの間で大きな意味を持っているのです。価値観が同じなら別れない、喧嘩もしないと思っている人は大勢います。ですが、完璧に価値観が同じ人はいないのです。むしろ、価値観の違いがあっても別れたくない、彼氏と上手くやっていきたいと思っているカップルの方が相手の存在に意味を見出しており、長続きすることもあります。一方で、価値観が同じだと思っていたら、些細なところで違いが出てきて嫌になることも。価値観の違いはカップルにとって、とても意味のある、大切な違いなのです。

価値観の違いの例

価値観の違いの例

ここでは、価値観の違いがよく出てくる例を紹介していきましょう。例に当てはまっても、必ず価値観の違いが問題になるとは限りません。周りの人はどんなときに価値観の違いを感じるのか、例え話で見ていってください。

価値観の違いの例①友達付き合いが理解できない

彼氏の友達付き合いが理解できない、彼女の友達付き合いが理解できないという例はよく聞きます。恋人がいるのに、異性の友達と付き合うのが理解できない、恋人より友達付き合いを優先して予定を組むのが理解できないといったケースが多いようです。

価値観の違いの例②仕事への向き合い方が理解できない

相手の仕事に対する熱意が理解できないといった例もよく聞きますよね。たとえば、彼氏がいつも仕事優先なのが理解できないという話や、彼女の仕事に対するやる気のなさ、適当に仕事をしている様子が受け入れられないといった例も。仕事は結婚と同じように長く関わるものなので、どうしてそういう考え方なのか、お互いに話し合ってみるといいでしょう。

価値観の違いの例③英語圏の人との付き合い

カップルは必ずしも同じ国の人とは限りません。今では国際恋愛も多く、英語圏の人と付き合っている人も多いでしょう。ですが、国の文化が違えば、価値観の違いも当然出てきます。英語が話せれば意思の疎通はできるではなく、気持ちを通じ合わせるには言葉以上の壁のありそうです。

価値観の違いがある彼氏と長く付き合うには

価値観の違いがある彼氏と長く付き合うには

彼氏との価値観の違いは意味のあることだと紹介しましたが、できれば喧嘩は避けたいですよね。喧嘩ばかりのカップルは長続きするのが難しいです。長続きするには、価値観の違いとも上手く付き合っていきましょう。

価値観の違いは当たり前だと思う

どんなに仲の良い恋人同士でも、性格や考え方の違い、価値観の違いで彼氏とのズレを感じるものです。このズレは個性から生じるものですから、ズレていても少しもおかしくありません。彼氏との価値観の違いはあって当たり前です。もし、価値観の違いが全くないとしたら、彼氏との相性が完璧で彼とあなたの性格や思考、価値観の違いもなく完全に一致、少しのズレもないということになります。中には、そんな奇跡のような恋人同士もいるかもしれませんが、普通はそこまで一致することは少ないでしょう。彼氏との価値観の違いはあって当たり前なのです。

ゆえに、恋人同士とは不完全であるとも言えます。これは夫婦にも同じことが言えます。結婚して夫婦になったからといって、2人の性格や価値観が完全に一致するというのは稀なこと。結婚しても、男女は互いに少しのズレの中で生活しているのです。

価値観の違いを良い悪いで分類

彼氏との価値観の違いはいろんな場面で感じるものですが、それは良い方向にも悪い方向にもズレているものです。

「彼はこんな考え方をするのね、私とは違う視点をもっていて素敵だわ」と思うなら、それは彼氏との価値観の違いから生まれる尊敬の気持ちです。

「私だったらこうするのに、彼って要領が悪いわね」と思うなら、マイナスな感情を抱かせる価値観の違いということですよね。

それでも、彼は彼、私は私、と分かっているので、普段はそれほど気にも留めません。ところが、喧嘩になると彼氏との価値観の違いが許せなくなり、相手が最悪な人間のように思えてきてしまうのです。

喧嘩になっても冷静に

喧嘩になっても冷静に

彼氏と価値観の違いで喧嘩になると人は女性は自分の正しさを主張しようとし、一方的に相手を批判しがちです。このとき、自分のほうが悪いなんて微塵も思わないでしょう。自分が悪いと思えば喧嘩にならないわけですからね。いつもの彼氏の良いところが全く見えなくなり、価値観の違いで悪いところばかりが目についてしまうのです。喧嘩で頭に血が上ってしまうと、価値観の違いはひとそれぞれだとか、彼氏と自分の性格の違いとか、人はみな考え方が違って当然だということまで頭が回らなくなってしまいます。冷静さを失ってしまうので、普通ならできる正常な判断ができなくなってしまうのですね。価値観の違いで彼氏と喧嘩しない方法としては、喧嘩になっても冷静になるということが大切のなのです。

価値観の違いはどちらかが折れれば終わると思わない

互いの価値観の違いが原因で彼氏と喧嘩したら、どちらが悪いか白黒ハッキリさせようとなると、どうしてもどちらかが折れなければならなくなります。

「俺が悪いって言いたいんだろ。じゃあそれでいいよ」

いやいや、この彼、自分が悪いと思ってないですよね。それでいいよって捨て台詞、本当は彼女のほうが悪いと思っているのがバレバレです。彼女との言い争いが面倒臭くなったので、自分が悪いということにして切り上げたいのでしょう。

「なんでいつも私が悪いってことになるの?私が謝ればそれでいいんでしょ」

この彼女は、自分は悪くないのに言葉の上だけで謝りその場を終わらせようとしていますね。いつも言い争いになると、自分が悪いという納得のいかない結論に終わってしまい不満がたまっています。でも、やっぱり自分が悪いとは思っていませんし、本当は謝りたくもないパターンです。

どちらにしても、こんな投げやりな捨て台詞の後に
「そんなことはないわ、私が悪かったの」
「いつも君が悪いなんてことはない、今回は俺が悪かったよ」
なんていう和解は想像がつきません。

「何その言い方!全然悪いと思ってないよね!」とますますヒートアップしてしまうか、もやもやした気持ちのまま喧嘩を終わらせ後々にまでしこりを残してしまうことになるでしょう。価値観の違いで彼氏と喧嘩してしまった場合は「どちらかが折れれば終わり」と思ってはいけません。折れたほうの心の中にはずっと火がくすぶったままでまたすぐ再燃してしまうからです。

白黒ハッキリさせるだけが全てではない

白黒ハッキリさせるだけが全てではない

価値観の違いがある彼氏と喧嘩するうえで大切なことは、白黒ハッキリさせることが必ずしも正しいとは限らないということです。喧嘩中はどちらも自分の言い分が正しく相手が悪いと信じて疑いません。まるで水と油のように相容れない状態なのです。喧嘩の最中には普通の思考ができないと思って下さい。

喧嘩をしているときの脳は極度に興奮した状態になっています。脳内には神経伝達物物質である怒りのホルモン【ノルアドレナリン】が過剰に分泌され、イライラし感情が高ぶり、ますます攻撃的になっているからです。ここは一旦、冷静な自分を取り戻すことが必要になってきます。深呼吸してみるのも良いでしょう。コップ一杯の水を飲むのも良いかもしれません。彼の側から少し離れてみるのも冷静な気持ちを取り戻すきっかけになります。そうして冷静になってみると、相手の言い分にも一理あるかもしれない、と考える余裕が生まれるのです。
ここでクールダウンすれば、もう一度冷静に話し合おうという気持ちになれるでしょう。

価値観の違いで喧嘩した後は冷静に

落ち着いた気持ちを取り戻してみると、どうしてあんな酷い喧嘩になってしまったんだろう、と後悔することもありますよね。互いに異なる主張があるのは当然です。これがすれ違いになり大きな喧嘩になることだってあります。完璧な人間なんていません。人は皆、不完全なのですから。不完全な2人は互いに少しずつ違うところがあって、補い合っているのです。

彼氏と価値観の違いがあるのは当たり前。ズレがあるのも当たり前。だからこそ、自分だけが正しく相手が悪いのだと決めつけないことです。お互いのズレを尊重し、違う価値観を認め合い、譲り許し合っていけたら2人の関係はより良いものとなるでしょう。

価値観の違いから別れたカップルは復縁できるのか?

価値観の違いから別れたカップルは復縁できるのか?

価値観の違いから別れたカップルに復縁はあるのでしょうか。
まず、別れてすぐに復縁するのは難しいです価値観の違いというのは、お互いの性格の根っこで合わないと思ったから、別れることになります。その違いを埋めるためには時間が必要なのです。
復縁したいと思ったら、まずは相手の価値観を受け入れる準備をしましょう。それも無理やり受け入れるのではなく、自然に相手を受け入れられる余裕が必要です。同時に別れた相手にも価値観の違いを受け止められる度量が必要です。
価値観の違いから別れた場合の復縁は、自分だけの意思では難しいため、周りの協力を得て、少しずつ互いを理解していくようにしてください。

価値観の違いがあるカップルは結婚できる?

価値観の違いがあるカップルは結婚できる?

価値観の違いがあると結婚できないと思っているカップルは大勢います。結婚相手の条件に挙がるもので、「価値観が同じ人」というのがあるくらいです。価値観が違うなら結婚生活は上手くいかないと思うでしょう。では、もし価値観の違うカップルが結婚した場合はどうなるのか、可能性を見ていきましょう。

結婚式に対する価値観の違いが出てくる

結婚を決めてから、すぐに躓く可能性があります。それは、結婚式に対する価値観の違いです。「結婚式は絶対挙げたい」という人もいれば「お金をかけて結婚式をする意味がわからない」という人もおり、ここでお互いに自分の主張を曲げなければ、結婚式を挙げる前に大喧嘩となるでしょう。カップルのうちから喧嘩したときの対処法を身につけていなければ、結婚式の相談で破談になる…という可能性が潜んでいます。

価値観の違いから離婚も

お互いの価値観の違いを理解していなければ、結婚後はさらに「なんでそういう考え方なんだろう?」と相手の思考回路に理解できなくなるでしょう。価値観の違いがあってもカップルは上手く付き合っていけると紹介しましたが、何の苦労も努力もなく、一緒にはなれません。なんとなく付き合って、嫌なところもなんとなく流して結婚した結果、離婚に至る可能性は大きいです。特に、結婚は一緒に暮らすこと。四六時中、一緒にいることでこれまで以上に相手のことで理解できなかった部分が浮き彫りになる可能性も。

価値観の違いで離婚後に後悔することも

ただし、「相手のことが理解できない!」と離婚したはいいけれど、後悔する事例もあります。結婚するほど好きだった相手の場合、もう少し一緒にいればよかった、離婚する前に話し合いで解決できなかっただろうかと後悔します。一度離婚すると、なかなか同じ人と再婚するのは難しいでしょう。ならば、離婚して後悔する前に夫婦の関係を仕切り直す必要があります。

価値観の違いがある夫婦でも上手くいく!

価値観の違いがある夫婦でも上手くいく!

価値観の違いがある夫婦でも、結婚して上手くいっている例は多くあります。相手の価値観を許容していたり、お互いに非干渉であったり、二人ながらの付き合い方があるのです。ここでは夫婦が価値観の違いを乗り越える方法を紹介します。

価値観の違いを乗り越えるには協力が必要

価値観の違いを乗り越えるには、一人では無理です。夫婦でお互いに協力し合う必要があります。「あなたが我慢して」「自分が相手の価値観を受け入れればいい」では無理があります。夫婦がお互いに相手のことを知ることこそ、違いを乗り越えるための一歩になるのです。

価値観の違いを乗り越えるには相手を許す心が必要

先に紹介したとおり、夫婦でどちらかが無理しては価値観の違いを乗り越えることは難しいです。違いを許すというのは、夫婦のどちらも必要なのです。「この人のここが許せない」ではなく、価値観の違いは相手の個性や性格だと思い、愛せるようになると乗り越えていくことができます。
どうして価値観の違いがあるのに結婚したいと思ったのか?それほど好きだったのでは?と当時の気持ちを思い出して、夫婦で相手に向き合うようにしましょう。

まとめ

今回は価値観の違いがあるカップルについて紹介しましたが、いかがでしたか?価値観の違いがあると、結婚できない、離婚すると思われていることが多いです。ですが価値観が同じであれば、長続きするわけではなく、違いがあっても相手が好きという強い気持ちから、二人の障壁を乗り越えることができると他のどのカップルより強い絆で結ばれるはずです。価値観の違いがあっても諦めず、相手とわかり合うように努力していきましょう。