今回は、小アルカナの中でも、カップのカードが出たときの相手との相性について見ていきましょう。
■あの人との恋愛相性は？～カップAから10～
カップのA
＜正位置の意味＞
カップのAは、こんこんと湧き出る愛情を表すカードです。このカードが出たのなら、恋愛的な相性についてはまず問題ありません。ロマンチックな関係性になれるでしょう。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、素直な愛情を感じにくい間柄と言えます。他に好きな相手がいたり、見せかけの愛情を示す関係性になってしまうかもしれません。
カップの2
＜正位置の意味＞
カップの2は、男女間の親密な間柄を示すカードです。ラブラブな関係性になれるでしょう。恋愛相性としてはとても良い二人です。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、二人でいることによる不調和が生じます。なかなか恋人としてはうまくいきにくい相性です。今の関係性を心地よく思っているのでしたら、もうしばらく様子を見た方が良いでしょう。
カップの3
＜正位置の意味＞
カップの3はグループ交際を示すカードです。彼は何か共通の仲間を通じて知り合った人でしょうか？友達の輪の中で親しい関係性になっていくことを暗示しています。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、三人以上での関わりの悪い面が出て、浮気や二股の可能性が出てきます。あまり誠実な相手ではないかもしれません。
カップの4
＜正位置の意味＞
カップの4はマンネリを示すカードです。一緒にいて居心地は悪くないけれど、何となく面倒くさくなってしまい先に進む気になれない相手かもしれません。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、マンネリの打破、再始動を示します。これまでの日常を変えてくれるような新鮮な関係を築くことができるかもしれません。
カップの5
＜正位置の意味＞
カップの5は喪失や失望を表します。それまで手の中にあったものや得られるはずだったものがなくなってしまう暗示です。残念ながら、お付き合いするとがっかりする結果になるかもしれません。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、喪失のあとに残った可能性に気づく暗示になります。何かを失うことに変わりはありませんが、そのあとに残るものがあります。
カップの6
＜正位置の意味＞
カップの6は子供時代の懐かしい思い出を示します。子供の頃から接しているような、懐かしさを感じたり落ち着く気持ちになれる相性です。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、ホームシックのような感覚になります。悪い意味で昔を懐かしむようになってしまうかもしれません。あまり近づきすぎない方がいいかもしれませんね。
カップの7
＜正位置の意味＞
カップの7は幻想を示します。片方が、またはお互いに、夢を見すぎている傾向にあるようです。お付き合いをすること自体が夢なのか、相手に理想を抱き過ぎているのか…あまり良い相性とは言えません。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、夢から覚めて現実を見ることになります。どちらかと言うと良い意味のカードです。現実的なお付き合いができる関係です。
カップの8
＜正位置の意味＞
カップの8は今見ているものを捨てて、新たな場所へ旅立つ意味のカードです。どうやらアタックした結果、相手から意識を別に移すことになりそうです。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、とても楽しい出来事がありそうな暗示になります。パーティーやお祭り騒ぎを示すカードなので、関係性をとてもエンジョイできそうです。
カップの9
＜正位置の意味＞
カップの9はウィッシュカードと言われるカードで、望みが叶うカードです。降ってわいたような幸福を示すカードでもあるので、告白される可能性も高いでしょう。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、うぬぼれや傲慢を示します。あなたか彼のどちらかが、関係性にあぐらをかくようになってしまいそうです。結果的にうまくいかなくなり、奇跡を夢見るようになってしまうかも…。
カップの10
＜正位置の意味＞
カップの10は家庭的な幸福を示します。彼とは仲の良い家族のような素敵な関係を築けるでしょう。結婚に繋がる、または結婚を意識するようになる可能性の高い相性です。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、堕落や停滞を示します。一緒にいると人間的にダメになってしまう、または不安や障害が多くストレスのたまる関係です。
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