もしもの時のために! ストーカーに対する注意報5選(ページ2)

ニュースなどでよく聞くストーカー被害。
交際相手が豹変するといった身近な人によるストーカーだけでなく、現在は、ツィッターなどのSNSツール経由での見ず知らずの人からのストーカー被害があるなど、ストーカーの形も多様化しています。
でも、自分は大丈夫なんて思っている女性も多いんですよね……。
そんなことはありません!
正直言って、ストーカー被害はいつどこで誰に降りかかるか分からない犯罪です。
そこで今回は、もしもの時に備えて、ストーカー被害に遭わないためのポイントを5つ、ご紹介します。

 

ストーカーに対する注意報①個人情報の流出に注意

dfc8e3a05fccd46f0208de3bf7231819_s一つ目のポイントは、個人情報の流出について。
まずは自宅の周りのことを思い出してみてください。
世の中には個人情報が溢れかえっていませんか?
玄関の表札には名前と住所、毎日捨てるゴミの中には名前や電話番号の書かれたダイレクトメール……。
このように直接的な個人情報だけではありません。
例えば、あなたの自宅のすぐそばにあるマンションにどんな人が住んでいるか知っていますか?
外から見えるカーテンが花柄でガーリーだなとか、ベランダに干しているピンク色のタオルから、住人が女性であるという判断ができる場合もあります。
さらに、電気が点くのはいつも22時頃とか、洗濯物はいつも週末にベランダに干しているとか、その人の生活習慣が分かる場合も。
このような間接的な個人情報だって、その気になれば、多数収集できるのです。
これ、もちろんあなたにも当てはまります。
個人情報の流出に気を付ける際はこの間接的な情報も含めての注意が必要なんですよ。

 

ストーカーに対する注意報②行動パターンに変化を持たせる

lady-walking-on-the-street-2004773_1280多くの人には、毎日の行動パターンがあります。
朝8時に家を出て、9時に出社、19時に退社して、最寄り駅のスーパーで買い物をして、20時半には帰宅……。
こんなスケジュールで生活している人も多いでしょう。
そしてこのスケジュール、仕事のある日はだいたい同じパターンではありませんか?
でもこれって、容易に自分の生活を他者に伝えているかも!?
ストーカーはあなたの日々の生活を見ている可能性があります。
被害に遭わないためには、毎日の行動パターンに変化を持たせることも肝心。
電車通勤ならばいつもとは異なる車両に乗ってみる、いつもと同じ通勤ルートを少し変えてみる、利用するスーパーを1店ではなく複数店にするなど、ささやかな変化でもOKですよ。

 

ストーカーに対する注意報③スマホは特に気を付けて

3b78776b17358d643d6a71a993c3d6ce_s電車に乗っている時、隣でスマホを利用している人の画面が見えてしまったことありませんか?
筆者はあります。
隣に立っていた女性がスマホでツィッターを利用していて、その人のアイコンと名前がはっきりと見えました。
もちろん、筆者はその情報を悪用するようなことはしませんが、もしもストーカーであれば、たやすく個人情報をゲットできたと喜ぶことでしょう。
同様に、スマホのパスワードを入れているシーンに遭遇したことも。
今や多くの人が人前で当たり前のように使うスマホですが、そこには本当は人に知られてはいけない情報がたくさん含まれています。
あなたもスマホを取り出す際は、周りの人に見られていないかどうか、ちょっと確認してくださいね。

ストーカーに対する注意報④周辺情報を収集

IMG_7644もしも誰かに後を付けられた時、あなたはどこに逃げ込みますか?
逃げ込むためには、逃げ込める場所があるかどうかを知っていなければいけません。
実は多くの人が、自宅や会社周辺の情報にあまり詳しくありません。
交番はどこにあるのか、逃げ込めるようなお店はどこにあるのか、普段自分が使う道以外に人通りの多い道はあるのか……。
そんな周辺情報を常に入手する、情報を定期的にアップデートしておくことで、もしもの時のストーカー被害を防ぐことができます。

 

ストーカーに対する注意報⑤悩んだらすぐに相談

AL002-kaigishitukarachirari20140722_TP_V最後は、もしもストーカー被害に遭っているかもしれないと思った時の対処法です。
それは、すぐに相談すること!
いきなり警察はハードルが高いという場合は、自治体などが行っている相談窓口でも構いませんし、身近な知人に相談するのもオススメです。
自分一人であれこれと悩むよりも、現状を他者に伝えるという行為をすることで、本当にストーカー被害なのかどうかも含めて、しっかりと冷静に見直すことができます。

 

いかがでしたか?
今回は、実は他人事ではない、ストーカーに対する注意点をお教えしました。
私は大丈夫なんていう思い込みこそ、ストーカー被害を増やしてしまう危険な考え方です。
まずは普段の自分の行動を見つめ直し、少しでも安全な暮らしをする努力をしましょうね。