【マスク女子】小顔効果と補正効果で可愛さアップ!デメリットも!

【マスク女子】小顔効果と補正効果で可愛さアップ!デメリットも!

マスク女子ってご存じですか?冬になるとマスクをしている女性の姿があちこちで見られますね。風邪やインフルエンザ、花粉症対策としてウィルスや花粉から身を守ってくれる効果のあるマスクですが、小顔効果のアイテムとして女子の間で注目を集めているのです。感染や花粉症対策ではなく小顔効果を狙ってマスクをつける女子のことを、マスク女子と呼びます。では、マスクの小顔効果とは一体どんなものなのでしょうか。マスク女子がはまってしまうマスクの不思議な補正効果やデメリットについても見ていきましょう。

【マスク女子】マスク大好きな日本人の心理

【マスク女子】マスク大好きな日本人の心理
ご存じの通り、マスクとは本来は衛生用品ですよね。風邪やインフルエンザの予防に、花粉症対策、飛沫感染を防ぐなど、マスクをしている方にはいろんな理由があることでしょう。(飛沫感染とは咳やくしゃみなどでウィルスが飛散することによって起こる感染です)

いつ頃からか、日本では風邪やインフルエンザに罹ったらマスクをするのがマナーとされるようになりました。マスクもせずに咳でもしようものなら周りから白い目で見られてしまいます。これは外国の方からしてみると異様な光景に見えるようですが…。
こうして、誰もがマスクをするようになったからでしょうか。どうやらマスクには小顔効果があるようだ、と話題に上るようになったのです。

【マスク女子】マスクに小顔効果があるって本当?

なぜ、マスクには小顔効果があると言われているのでしょうか。
一説によると、マスクをすることにより顔の露出している部分が少なくなるため、小顔に見えると言われています。確かに顔の面積が小さくなるため小顔に見える効果がありそうですね。

【マスク女子】マスクに小顔効果があるって本当?

実は、そんなマスクの小顔効果について検証されたという事実もあるのです。
その内容は【マスク着用が顔の大きさ知覚に及ぼす効果について】というもの。この発表はユニチャーム株式会社が福山大学・北海道大学と共同で検証し、日本認知心理学会14回大会で行われています。

「マスク着用顔、マスク非着用顔」×「元々の主観的な顔の大きさ(小顔・中顔・大顔)」の2要因で分散分析を行ったところ、元々の顔の大きさに関係なく、マスクを着用した顔画像の方が、顔が小さく知覚されることがわかった。さらに、その小顔に見える効果は元々の顔の見た目の大きさが大きい程、強くなる傾向がみられた。

引用 『マスク着用で顔が小さく知覚されることを検証』

マスクの小顔効果には、信頼の置けるデータが存在することが分かりました。

さらに、この共同研究に参加された福山大学心理学科の宮崎由樹講師は、このようにコメントされています。

皮下脂肪がつきやすい顔面咬筋部や下あご部分をマスクで隠すことで、その遮蔽部分が平均的な大きさの顔で補間されたこと、さらに錯視(アモーダル収縮)によって顔が収縮して知覚されたことが小顔効果に繫がったと考えられます。

引用 『マスク着用で顔が小さく知覚されることを検証』

マスクの小顔効果が研究されていたなんて、驚きですね。小顔になりたいと願ってやまない女子の皆さんには、実に興味深い報告なのではないでしょうか。

 

【マスク女子】脳の錯覚?マスクの不思議な補正効果

【マスク女子】脳の錯覚?マスクの不思議な補正効果

人の目は、見えないものを補正する力があります。正確に言うと、脳には見えない部分を勝手に解釈したり補正したりしてしまう力があるのです。これは【空間補完効果】と呼ばれています。
本当は見えていないけれど、周りの情報からの延長で脳が勝手に補完してしまうのですね。
このことから、マスクで顔の半分が隠されている場合も、脳の中で同じような現象が起きているのではないかと考えられます。つまり、脳は【この人の上半分の顔から推測すると下半分はこんな感じ】というように、目や髪型などの見えている部分を頼りに補正してしまうのではないでしょうか。
女医や看護師、歯科衛生士など、職業上マスクをしている女性が美人に見えることがあると言いますが、これも同じ理由からなのです。

ついでに、脳が補完する話をもう1つしましょう。
【盲点】という話をご存じでしょうか。黒い点があるのに、片目を隠してある一定の距離まで近づくと点が消え、周りの色に同調して見えてしまう、という実験が有名ですよね。
この現象も、脳が周囲の情報から見えない部分を補うことで起こっているのです。

 

【マスク女子】マスクは女性サイズはNG?

マスク女子になる際に、注意したほうがいいのがマスクのサイズ。男性用サイズと子供・女性サイズのマスクがありますよね。マスク女子になるにはマスクサイズは女性サイズはやめたほうがいいでしょう。少し大きい男性用サイズをつけることで、「マスクがぶかぶかで顔が小さい」という風に見えることがあります。顔の大きさが気になる人は、マスクを女性サイズにしてしまうと、えらがはみ出していたり、隠しきれていないような印象を与えると逆に顔が大きく見えてしまうこともあります。

小顔効果を狙いたいなら、マスクは女性サイズではなく男性サイズの大きめのを使うようにしましょう。

 

【マスク女子】マスクにもデメリットがあるのです

1 表情が分かりづらい

マスクをつけていることで、相手にとっては表情が分かりづらくなってしまいます。人は表情から他人の感情を読み取るものですが、マスクで顔半分を覆ってしまうと、どんな表情なのかよく分からない、ということになってしまいます。
感情は顔全体に現われるもの。目だけでは不十分なのです。会話するときはマスクを外すようにすると、相手に感情が伝わりやすいでしょう。(風邪やインフルエンザなど、相手に移してしまう可能性がある場合はマスクをつけたままにしましょう)

2 風邪でもないのにマスクをしているのはマナー違反!?

2 風邪でもないのにマスクをしているのはマナー違反!?

マスクをつけていることで、マナー違反となってしまう場面もあります。
仕事などビジネスの場ではマスクを外すのがマナー。会議や商談などの場では余程のことが無い限りマスクは外した方が良いようです。もちろん、咳やくしゃみなどが酷い場合はつけたままでも良いと思います。その場合は、【こういう理由でマスクをつけたままで失礼します】と一言断っておくと、周りに与える印象も違ってきますよ。

 

3 夏でもマスク女子だと相手に悪い印象を与える?

3 夏でもマスク女子だと相手に悪い印象を与える?

 

マスク女子はだんだんマスクが手放せなくなり、暑い夏でもマスクをしていることも。しかし、そういった夏でもマスクをしているマスク女子は、相手に「何かを隠そうとしている」という印象を与えてしまい、近寄りがたい雰囲気を出してしまうことも。さらにマスク女子は夏でもマスクが手放せなくなり、暑く汗だくになっても外さないと、お肌が荒れたりかぶれる恐れがあります。マスクを着けている人が少ない夏などはマスク女子を卒業できればいいのですが、ずっとマスク女子だと卒業できなくなってしまうのです。

4 ずっとマスク女子だと素顔を出すのが恥ずかしくなる

4 ずっとマスク女子だと素顔を出すのが恥ずかしくなる

ずっとマスク女子のままだと素顔を出すのが恥ずかしくなる心理が働くことも。マスク女子でマスクをしたままで会った人の前でマスクを取ると、相手がどんな印象を持つんだろう…素顔を出すのが不安…という心理が働いてしまいます。マスクが手放せなくなったマスク女子は素顔が裸同様に外で出したら恥ずかしいものだ、と思ってしまうので注意が必要です。

【マスク女子】マスク女子イラストから分かる男性人気

「マスク女子イラスト」と検索するとマスク女子のイラストがたくさんでてきます。男性の中でもマスク女子が人気なのかもしれません。しかし、どちらかというとマスク女子イラストでは白いマスク女子ではなく、黒いマスクをつけたマスク女子のイラストが多いですね…。ちょっとヤンデレっぽく見えるようなマスク女子イラストが多いので、男性人気もそちらの方が高いのでしょうか…?

ぜひ男性からはどんなマスク女子が人気なのか「マスク女子イラスト」で検索して確かめてみてくださいね!

 

【マスク女子】まとめ

一度マスク女子になるとマスクが手放せなくなってしまうというデメリットもあります。病気や花粉対策、小顔効果と上手にマスクを使い分けるようにすると良いですね。うっかりマナー違反になって、周りから顰蹙を買わないように気をつけましょう。