男性が女性の胸を見る理由、一目惚れで目が合う、見つめる理由を恋愛心理学で紹介

男性が女性の胸を見る理由、一目惚れで目が合う、見つめる理由を恋愛心理学で紹介

好きな人、もしくはそこまではいかないけれど気になる人と、ふいに目が合うと、女性(レディ)ならば誰もが胸を高鳴らせるものではないでしょうか。

けれども、なぜ私たちは視線が合うだけで胸が高鳴ったり、顔がほころんだりするのでしょうか。そこで今回は、恋愛心理学の観点から「視線」についてフォーカスしていきたいと思います。

どうして好きな人を見つめてしまうのか、恋に落ちるためには見るめることが有効なのか、どうして男性は女性の胸を見るのか、など、視線にまつわる恋愛心理学をご紹介します。

 

そもそも、好きな人を見つめてしまうのはどうして?

 

「いいの、私は遠くから見つめているだけで十分だから」
と、ついつい密かに想いを寄せる人のことを目で追ってしまう。

これだけ聞くと、なんだか切ないような気がしてしまいますが、じつは恋心と「見つめる」というには密接な関係があることはご存知でしょうか。

「気になる相手のことを見つめる」という行為は、すべての恋愛に通じるあなたの欲求の表れなのです。
私たち人間は誰でも、好きな人ができると、その人のことを反射的に目で追うようになってしまいます。

対して、特定の相手を見つめている人を見たり、誰かに見つめられ続けたりすると、「私(相手)は、好き(好かれている)かもしれない」という考えが徐々に浮かんでくるようになるのです。

 

「一目惚れ」なんて、存在しない?

 

ここで勘違いしてはいけないのが、目が合い続けたからといって、それがすべて恋愛感情で見つめられている、と考えるのは勘違いです。
「見つめる」という行為は、ある程度の時間が必要になる行為。
それでは、出会った瞬間に見つめる暇もなく恋に落ちる「一目惚れ」の場合はどうなるのでしょうか。

じつは、とあるデータによると、「一目惚れをしたという人であっても、平均5~7秒間は相手のことを見続けている」という報告があります。

長時間見ているというわけではない気がしますが、7秒間ものあいだ一点だけを集中して見つめ続けるという行為は、実際に試してみると、なかなか難しいものだということが分かるかと思います。

 

恋に落ちるまでの時間は、7秒間!?

 

先ほどは、「一目惚れするのに人は、おおよそ5〜7秒間見つめ続けている」ということをシェアしました。ところで、この「7秒」という時間は、心理学の観点から見ると、どのような心理が隠れているのでしょうか。

まず、5〜7秒間ものあいだ誰かと見つめ合うという行為は、日常的に親しくしている関係、もしくは互いに信頼関係が成立していないと実現することが難しいものです。
つまり、この行為が可能である関係性といえばやはり、お互いに想いが通じ合っているカップルや夫婦間でなければ、難しいようなのです。

対して、(意識・無意識関係なく)特定の相手と5~7秒間見つめ続けることができれば、脳は「私は、(見つめている相手に)恋をした」と錯覚し始めるのです。

気になる彼に視線を送ったり、目を合わせたりする。
これらの行為はすべて、「愛情を目で語っている」ということ。つまり、「見つめる」行為の心理効果は、片思いにだけ関係する話ではないのです。

交際期間が長くなって、ちょっぴりマンネリ気味なカップルや互いに2人でいることが当たり前になりすぎてしまっているご夫婦こそ、「互いに見つめあう」ことを思い出していただけたらと思います。

彼と会話をする際には、相手の目を見つめる、目を合わせてくれないのならば、ただ見つめ続けるだけでも構いません。

「今さら、相手のことを見つめ続けるなんてなんだか照れくさい」
「小っ恥ずかしい気がして、視線をそらしてしまう」

じつは、視線をそらすという行為には、2つのパターンがあります。
それは、「自分が先に見ているか、もしくは相手が先に見ていたか」ということ。

ご自身が先に相手のことを見ていた場合、視線を外されたとしても、それは好意でもなんでもないのが本当のところ。「たまたま、あなたと目が合っただけ」なのです。この場合、相手は気まずさから視線をそらしただけの反射行動だと考えられます。

しかし、相手が先に自分に視線を向けていた場合には意味合いが異なります。
こちらが視線を移したときに目が合ったケースでは、あなたに対して好意を持っている可能性があります。特に、そのような行動が繰り返し見られるようであれば、確率はどんどんと上がっていきます。

男性は、好意がない相手であっても周囲の女性に目がいってしまうことはあります。しかし女性の場合は、好意を持たない男性にたびたび目を向けることは、ほとんどありません。

そのため、視線によって好意がわかってしまうという点では、女性は男性よりもわかりやすい生き物なのかもしれません。

 

気になる彼が脈ありかどうか、さりげなく調べる方法とは

 

「気になる男性に、脈ありかどうかをさりげなく聞いてみたい…」

そのようなときにはぜひ、会話が一番盛り上がっているときに、デートを匂わせる発言をしてみましょう。不意打ちに話を切り出したときの、相手の目を見てみてください。

「もうすぐ、お花見の時期だしお花見に行きたいね〜」
「少し気になるカフェがあるんだけれど、よかったら行ってみない?」

あなたがこう切り出した際に、相手の目が真剣になったのならば、脈ありの可能性が高いと言えます。
けれども、相手の目が泳ぐ、どこか困ったような表情で視線を外すようであれば、残念ながら(現時点では)脈なしかもしれません。

万が一、相手の反応があまり良くなかったのであれば、冗談のままでさらりと流してしまうのがベター。改めて、次のチャンスを伺ってみましょう。

あなたが気になるカフェの話をするだけならば、誰とでも笑顔になれるもの。けれど、そのカフェに2人で行こうと誘われたとしたら……。そこには、あなたの「あなたと2人で出かけたいんだ」という感情が乗ります。

その感情を乗せた誘いに対する相手の反応をしっかりと読み取ることができれば、相手が脈ありかどうかを見分けることができます。

 

男性が女性の胸を見る心理も実は恋愛感情があるから?

男性が女性の胸を見る心理と言われて思い浮かぶのは「おっぱいが見たいからでしょ?」ということですよね。確かに男性が胸を見る心理の一つとして、その女性の胸の大きさを確認しているしまうということもあります。

でも実は男性が女性の胸を見る心理として「相手に恋愛感情があるから」ということも言えるのです。相手に恋愛感情があるとどうしても相手のことを見つめてしまいます。でも目が合うのが恥ずかしくて視線を下にしてしまう。視線を下にずらしたことで、男性が女性の胸を見るという形になってしまうのです。

必ずしも男性が胸を見る心理が「恋愛感情を持っているから」」とはいえませんが、男性が胸を見る心理を「胸が見たいからでしょ!」と決めつけすぎるのも良くありません。実は男性が女性の胸を見るという行為に恋愛感情が隠されていることもあるのですから。

 

まとめ

視線にまつわる恋愛心理学、いかがでしたでしょうか?

どうして好きな人を見つめてしまうのか、恋に落ちるためには見るめることが有効なのか、どうして男性は女性の胸を見るのか、など疑問に思っていたことが解決したり、考え方が変わったという方も多いのではないでしょうか?