パート１に引き続き、今回も、あなたの「見た目」が周囲に与える心理効果やについてシェアしていきます。
怪しいときは、顔の左側に注目せよ
「あれ、この人嘘ついてる……？」
なんとなく、相手の話す内容が怪しいと感じたときには是非、相手の左側の顔をよくよく観察してみてください。もしかすると、その相手の会話の内容が嘘かどうかを判断できることがあります。
対して、顔の右側には「あなたが演出したい表情」があらわれるといわれています。ですから、恋人や気になる異性にあなたの顔の右側を見えるようにすると、上手にアピールすることができるかもしれません。
瘦せ型の人は、妄想好き？
ドイツの精神医学者クレッチマーによると、体型と性格には深い関係があることを発表しています。
やせ型の人は、神経質であまり社交的とはいえず、冷めたような行動を取ることがあるとされています。また、空想や妄想に走ったり、自分の意見をあまり表に出さなかったりするともいわれています。
対して、肥満体型の人の多くは、（見た目からも分かるように）親しみやすく、社交的なタイプの人が多いとされています。しかし、感情のアップダウンが激しいことから、情緒不安定に陥ってしまう人もいるようです。
つま先の向きでも、相手の本音がわかる？
じつは、膝やつま先にも知らず知らずのうちに本音が見えることをご存知でしょうか。私たち人間は、好意を抱く相手に対して、自然と体を向ける傾向があります。その人に向けて、自分の体全体を向けることで、2人の間に他者が入ってくることを防いでいると考えられています。
例えば、２人並んで仲良く話しをしている男女がいたとします。男女それぞれのつま先が外側を向いていた場合、それぞれが別の事を考えている、もしくは相手に対してあまり興味がないことが伺えるのです。
これは、友人関係や仕事関係においても同様のことが言えます。互いに気が合う間柄であれば、つま先も内側に向くようになるとされています。また、足を組む動作にも相手の興味があるかどうかを知ることができます。
髪を触る
赤ちゃんが泣き始めると、お母さんが優しく抱きしめる、抱っこして体をゆすることで安心させてあげるかと思います。
じつは、心理学の世界では「自己接触行動」と呼ばれるものがあります。頬杖をつく行為は、自分自身で体を触ることで、赤ちゃんの頃にあやしてもらった安心感を自ら与えるものだと考えられています。
このような状態にある場合、目の前のことに興味がない、もしくは欲求不満を必死に補おうとしてい流のかもしれません。
また、自己接触行動の一例（頻度順）としては、あごを支える（下あごを支える）、髪をしきりに触る、頬杖をつくなどがあります。
頬杖をついているのは、相手が話の内容に退屈している証拠とも言えます。ただし、その一方で自分の気持ちと反対の行動を取ってしまう反動形成であることもあるかもしれません。
例えば、グループでの会話が盛り上がっているにも関わらず、1人だけ頬杖をついている人がいたとします。その場合、話の内容に興味が持てないというだけではなく、「私まではしゃいでいると思われたくない」「ばか騒ぎするようなタイプだと思われたくない」という気持ちの表れであるかもしれません。
口を触るのは、心を落ち着けようとしている証拠
自己接触行動の中でも、唇を指でなでるような「口触り」は、その人が心の安定を保とうとしている表れだとされています。
赤ちゃんが泣きやまないときに母親がおっぱいをあげる、おしゃぶりを与えることで安心させることと同じように、口元を触ることで落ち着きを取り戻そうとしているのです。
また、口触りをする人の中には、指をくわえるだけでは不安が治まらなくなった場合、爪や指を噛むという行動に出るケースがあります。
つまり、爪をついつい噛んでしまうクセを持っている人は、何かしらの精神的なストレスを溜めているのかもしれません。そして、爪を噛むことによってストレスを解消しようとしていることがあるようです。
甘えたいとき、女性は自分の髪を触り始める
会話の最中に突然、女性が髪を触り始めた場合、「優しくしてほしい、甘えたい」という気持ちを表現しているといわれています。
「髪の毛は女性の命」というたとえのように、古くから髪の毛は女性にとってセックスアピールするパーツのひとつ。人前で髪の毛を出してはいけない宗教があるほど、昔から性的な象徴のひとつであるとされてきました。
髪を触る行為は、孤独感や不安感を覚えたときに表れる行動です。しかし、その行為を「誰かを見つめながら」行っている場合には、意味合いが変化します。
もしも、彼や意中の相手になんとなく甘えたいなと思った時には、さりげなく髪を触ってみるのも良いかもしれません。
しかし、これは一種の「脈ありサイン」でもあ流ので注意が必要です。会話をしながら髪を触る仕草は、慎重に行うようにしましょう。
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