許せない!? 浮気男の本音を大調査

許せない!? 浮気男の本音を大調査

2016年の芸能界を震撼させた話題といえば、多数暴露された不倫や浮気。
時間とお金の自由が利く芸能人だからでしょ? と思いきや、よくよく聞いてみると、巷には浮気経験のある男性が一定数いるようです。
パートナーがいるのに、浮気をするなんて信じられない! と憤慨したり、浮気なんて良くないよと進言したりすることはカンタンですが、実のところ、浮気をする男性はどんな本音を隠し持っているのでしょうか?
今回は、筆者にこっそりと浮気の経験を打ち明けてくれた数名の男性の声を紹介。
浮気男の本音を大調査します。

愛と欲は違うと言い切る男

愛と欲は違うと言い切る男
まず取り上げるのは、同い年の奥様と結婚して5年、3歳になる男の子と1歳になる女の子のパパでもあるAさんです。
Aさんは3年半ほど前から、仕事の関係で知り合った女性と交際を続けています。
3年半ほど前……でピンと来た方、なかなか鋭いですね。
そう、Aさんは奥様の妊娠をきっかけに、肉体関係が無くなったことが発端となり、浮気を始めたという、女性にとっては信じがたい行動をしました。
“周りでそういう話を聞いたことがあって、その時は絶対に信じられないと思ってたんだよ。でもいざ自分がそういう状況になったら、つい……”。
ついもなにもあるか! という女性たちの非難の声が聞こえてきそうです。
さらにAさんは続けます。
“子どもが生まれた時はすごくうれしくて、これで父親になったんだなっていう感慨というか責任みたいなものとかを感じて、もう遊ぶのは止めようと。でも、妻は子どもの面倒を見るのに必死で、そのまま結局一緒に寝ることもなくなっちゃったんだよね。で、そのまま浮気相手のところに逆戻り”。
ただし、Aさんは決して家庭を捨てたいと考えている訳ではなく、奥様にも子どもたちにも深い愛情を感じているんだとか。
曰く“愛と欲は違う”。
家族に愛を感じることはあっても、浮気相手である女性には“好き”という程度の気持ちと、肉体関係を持ちたいという欲の気持ちしかないのだと言います。
女性側からすると、とんでもなく都合の良い言い訳にしか聞こえませんがね。

 

居場所探しはいつまでも……

居場所探しはいつまでも……
次に取り上げるBさんはバツイチ。一度20代で結婚し、Bさんの浮気が原因で離婚したものの、30代に入り、今の奥様と再婚しました。
最初の結婚相手との間にも、今の奥様との間にも子どもはいません。
“前妻は専業主婦でした。だから、いつも家にいる。ちょっと一人になりたいなっていう時にも、家にいる。この状況に疲れてしまって、飲み歩くことが増えました。そこで知り合ったのが当時の浮気相手です。彼女は仕事を持っていて忙しいから、こっちが会いたい時でも必ず会える訳ではない。そのじらされてる感が良かったんです。結局僕の携帯を見て、関係に気づいた妻から離婚を言い渡されました。離婚した後もしばらく浮気相手の女の子と付き合っていたんですが、なんとなく自然消滅。僕にとっても妻と比較して、良いと思える対象だったんでしょうし、向こうにとっても、妻がいる男だからちょうどよかったんでしょうね。それから今の妻と出会い、結婚しました”。
一度自身の浮気が原因で家庭を失っているBさんであれば、もう浮気は懲り懲りなのかと思えば、そうではないというから驚き半分呆れ半分。
“今の妻は仕事が忙しく、少しも家のことをしてくれないんです。ご飯を作ってもらったのも、数えるくらい。そりゃあバリバリ働いているのは良いことですけど、やっぱりちょっと寂しいというか……。最近知り合った浮気相手の女の子は定時退社のOLなので、彼女のアパートでホカホカの温かいご飯を作って待っててくれるんです。なんでしょうね、こうなるともう、好きとか嫌いとかそういうことじゃなくて、たぶん一人の女の人とずっと一緒にいること自体が向いてないのかも……”。
そんなBさん、現在は、前回の反省を生かし(?)、携帯電話は完璧にブロック、奥様に浮気を掴まれることがないよう細心の注意を払っているそうです。
そっちじゃないと思うけどなぁ。

運命は突然現れる!?

運命は突然現れる!?
最後に取り上げるCさんは、交際5年目の彼女にプロポーズし、いよいよ結婚という時期に、ある女性に出会ったことから、人生が大きく変わった男性です。
“彼女とは結婚式の準備などで意見がぶつかることが多く、ちょっと迷いが生じていたんだと思います。そんな時に高校の同窓会でDさんと再会したんです。はじめは懐かしさで飲みに誘ったのですが、そこから何度か会うようになって……。本当はこういう女性が良かったという気持ちを持つようになりました。このままでは自分にとっても彼女にとっても良くないと思い、婚約を破棄したのは、結婚式の3か月前です”。
その際Cさんは彼女にDさんの存在も含め、すべてを伝えたと言います。
結果、彼は彼女の周りから“浮気者”のレッテルを貼られ、職場を追われてしまいました。
“浮気と言われれば、その通りです。でも、どうしようもなかった。運命の人があらわれるタイミングが少しずれていたとしか言いようがないんです”。
その後CさんはDさんと交際を続け、まもなく結婚する予定だそう。
今度こそ幸せになってほしいと願うばかりです。

いかがでしたか?
今回は筆者の周りの“浮気男”の本音をご紹介しました。
欲なのか、寂しさなのか、性なのか、それとも運命なのか。
一口に浮気と言っても、世の中にはさまざまな形があるようです。