30代女子のバイブル『天使なんかじゃない』の晃と翠の恋愛や女性キャラから学ぶ恋愛術

30代女子のバイブル『天使なんかじゃない』の晃と翠の恋愛や女性キャラから学ぶ恋愛術

皆さん、小中学生の頃どんなマンガを読んでいましたか?
あの頃は正直、恋とか愛とか良く分からずに読んでいたマンガたち。
今なら、その気持ちも切なさもすごく理解できる気がします。
というわけで今回選んだのは、30代女子のほとんどが読んだことがあるであろう一冊「天使なんかじゃない」です。
今読み返すと、このマンガの中には、さまざまな恋愛術が隠れています。
さぁ早速、思い出してみましょう!

『天使なんかじゃない』に学ぶ恋愛術☆天使なんかじゃないとは?

『天使なんかじゃない』は、1991年から94年まで、マンガ雑誌「りぼん」に掲載されていた、矢沢あい作のマンガです。
私立聖学園に第一期生として入学、生徒会のメンバーになった冴島翠と須藤晃、そして麻宮裕子、瀧川秀一、河野文太5名の男女を中心に、学園生活を描いている『天使なんかじゃない』。
それぞれに思ったり、思われたり、くっついたり、すれ違ったり……。
さまざまな感情が織りなす学園生活に共感したり、憧れたりした人も多かったことでしょう。

 

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天使なんかじゃない

著者名:
出版社:集英社
ジャンル:少女

『天使なんかじゃない』冴島翠は新設の聖学園に通う元気な女の子。第一期生徒会の副会長になったが、会長はなんと気になっていた須藤晃に。生徒会の初仕事が学園祭に決まり楽しい毎日を送っていたが、晃にヒロコという彼女がいることを知り…?

【出典】 モビぶっく

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『天使なんかじゃない』に学ぶ恋愛術☆冴島翠と須藤晃の恋愛から学んだこと

そんな「天使なんかじゃない」の主人公で生徒副会長を務める冴島翠は、時折深い優しさを見せる生徒会長・須藤晃に恋をし、やがて恋人同士になります。
翠から学ぶ最大の恋愛術は、好きな人にとことんまっすぐでいること。
「天使なんかじゃない」の主人公である翠は常に明るく、ムードメーカーの彼女は、いつでも晃に対して、とってもストレートに気持ちを伝えます。「天使なんかじゃない」のメインキャラである翠と晃の恋愛模様が人気の秘訣。
時に、予期せぬライバル(のような人)があらわれ、気持ちが折れてしまっても、やっぱり晃が好きという気持ちを緩めることなく、相手にまっすぐに向かっていく翠。
翠のようなまっすぐさは、男性にとって好印象になるだけでなく、エールのように感じられるんですよ。

「天使なんかじゃない」の翠と晃のような恋愛を人生で一度はしてみたいですよね…!

『天使なんかじゃない』に学ぶ恋愛術☆麻宮裕子から学んだこと

一方、生徒会書記の麻宮裕子ことマミリンは、中学生の頃から5年間も、同じ生徒会のメンバーである瀧川秀一ことタキガワマンに片思いをしていました。
やがて、彼はマミリンの思いに気づき、恋人同士になりますが、マミリンは高校卒業後、彼の元を離れ、外国に旅立つことを決心します。
そんなマミリンから学ぶ恋愛術はギャップ!
超美形でクールなマミリンですが、タキガワマンの前ではめっぽう乙女。
このギャップが堪らないんですね。
でも、物語終盤、マミリンは気丈にも海外留学の道を選びます。
それまでずっと平気そうにしていたマミリンでしたが、最後の最後、やはりタキガワマンと離れたくないという気持ちを打ち明けるシーンは、マミリンが魅せるギャップ力の集大成。
男性にとって、自分にしか見せない一面がある女性は、魅力的に見えるものです。

 

『天使なんかじゃない』に学ぶ恋愛術☆原田志乃から学んだこと

志乃ちゃんは、第二期生として聖学園に入学し、二代目の生徒会長を務めます。
実は中学時代、タキガワマンと交際をしており、タキガワマンを追って、聖学園にやって来るのです。
そんな志乃ちゃんから学ぶ恋愛術は、女の強さ。
好きな人を追う強さ、マミリンの存在を知り、タキガワマンを諦めることを決めた強さ、第二期生徒会長として奮闘する強さ。
彼女にはさまざまな強さがあります。
いつでも真剣に、いつでも全力で立ち向かう志乃ちゃんのような強さを持つ女性は、時として損をしてしまうこともあるかもしれませんが、でもきっと、志乃ちゃん同様、こういう女性を影で見守っていてくれる男性がいるものです。

 

『天使なんかじゃない』に学ぶ恋愛術☆谷口マコから学んだこと

志乃ちゃんのいとこで、第二期生徒会で書記を務めるマコちゃんは、第一期生徒会で書記を務めるラガーマンの文太が大好き!
文太に気づいてもらおう、見てもらおう、かまってもらおうという健気さこそ、彼女の魅力です。
“いつか気づいてもらえれば……”ではなく、自分から好きな人の視界に入り、気づいてもらうことの大切さを、彼女は教えてくれています。
男性から見ても、これだけ自分のことを好きだとアピールしてくれる女性は、決してイヤではないはず!?

 

『天使なんかじゃない』に学ぶ恋愛術☆牧博子から学んだこと

最後は、マキちゃんこと牧博子。
「天使なんかじゃない」の重要な登場人物である彼女は聖学園で美術教師を務め、晃の兄である将志の恋人でもあります。
でも将志は、なかなか日本にいない……。
マキちゃんはそんな将志を待ちつつ、翠たち生徒の相談役になってくれる物語のキーマンの一人です。
マキちゃんから学ぶ恋愛術は、好きな人を信じ続けること。
連絡がなかろうとも、どこでどうしているか分からなくても、マキちゃんは将志を待ち続けます。
時に心が揺れることがあっても、自分にはこの人しかいないと心に決め、好きな人を信じ続ける姿は、これぞ女性の鑑!
待っていてくれる人がいると思うからこそ、男性も自分の道を貫くことができるのかもしれませんね。

 

『天使なんかじゃない』番外編☆晃と翠を合わせて翠(あきら)と読む名前がある!?

『天使なんかじゃない』の影響か、晃(あきら)と翠(みどり)を合わせた翠(あきら)と読む名前が紹介されているサイトがありました。

晃と翠のファンが2人の名前を合わせて子供の名前にしたのかな?と思いましたが、実は漫画の中で牧博子と将志の間に生まれた子供の名前が翠(あきら)だったのです!

翠だと女の子の名前として使えそうですし、晃だと男の子の名前として使えますよね。

でもそれを合わせた翠(あきら)という名前なら男の子でも女の子でもどちらの名前でも使えるので『天使なんかじゃない』のファンが自分の子供に名付けているのかもしれませんね。

『天使なんかじゃない』に学ぶ恋愛術☆まとめ

いかがでしたか?
今回は大人気マンガで、アラサー女子のバイブルと言っても過言ではない「天使なんかじゃない」に登場するキャラクターや晃と翠の恋愛から、恋愛術を学んでみました。
翠のまっすぐさ、マミリンのギャップ、志乃ちゃんの強さとマコちゃんの健気さ、そしてマキちゃんの信じる心。
改めて考えるに、「天使なんかじゃない」には恋愛をする女性に欠かせない要素がぎゅっと詰まっていることが分かりました。
あぁ、なんだか久しぶりに読みたくなりましたね!

 

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天使なんかじゃない

著者名:
出版社:集英社
ジャンル:少女

『天使なんかじゃない』冴島翠は新設の聖学園に通う元気な女の子。第一期生徒会の副会長になったが、会長はなんと気になっていた須藤晃に。生徒会の初仕事が学園祭に決まり楽しい毎日を送っていたが、晃にヒロコという彼女がいることを知り…?

【出典】 モビぶっく

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