下着店への男性同伴調査◆下着店へ男性と一緒に行くのはアリ？ ナシ？

実は最近、街で見かけるある光景が気になっています。それが下着店で男性を同伴した女性の姿。以前はほとんど見かけなかったように思うのですが、このところ、しばしば彼やパートナーと思われる男性とともに、下着を選んでいる姿が目に付きます。でもこれって、なんだか……。ということで今回は、筆者の周りの女性、男性から、女性の下着選びのために下着店に男性を同伴するのはアリか、ナシかをアンケートしてきました！

女性向け下着店に男性同伴が増えた理由

まずは、なぜ、下着店に男性を同伴する人が増えたのかを考えてみましょう。

下着店のカジュアル化

以前はデパートの奥や、いかにも女性用下着専門といったランジェリーショップが下着を買う場所の定番でした。
しかし最近は下着だけでなく、ルームウエアなどを前面に押し出したり、雑貨店のような入りやすい雰囲気を演出したりしたカジュアルな雰囲気の下着店が増えています。
また、一部の下着ブランドは、“見せる”下着を扱うなど、下着自体が他人に見られても恥ずかしくない存在になってきています。

下着店に抵抗がない男性が増えてきた

かつて、男性たちは“女の買い物になど付き合えるか”というスタンスの古風なタイプが一般的でした。
しかし、今時の男の子たちは、女性と一緒にカフェを楽しんだり、買い物をしたりと、女子っぽい行動をすることへの抵抗が少なくなってきています。
その延長線上に、キュートな下着店があり、女性と一緒に下着選びをすることがあまり恥ずかしい行動ではなくなっているのかもしれませんね。

下着店に男性同伴はアリ派の意見

さて、ではまず、下着店に男性同伴できるという女性の意見を聞いていきましょう。

効率的だから

ある意味、彼に見てもらうために可愛い下着を着用するのだから、だったら最初から一緒に選んだ方が良い”というストレートな意見が登場しました。まぁたしかに一理ありますね。
彼に選んでもらった方が下着の好みも分かり効率的なので、下着店に男性同伴の方がよいという意見でした。

下着店だからって気にならない

“下着を買いに行くことが目的ではなく、デートの過程で、立ち寄ったスポットがたまたま下着店だっただけ”という声もあります。
わざわざ下着売り場だからといって彼だけ外で待機する必要なく、一緒に入って何が悪いの？という意見ですね。

カップルなら男性が入ってきてもOK

一方、自分が下着選びをしている時に男性同伴の女性客がいたらどう思うかを尋ねると、自分も同伴するという女性は“他人が誰と買い物をしていようと、気にならない”のだそう。特に男性一人で入店して来たら気になるけれど、カップルなら女性が一緒にいるから、安心感があるという意見が目立ちました。
また、自分は同伴はしないけども、他の人が男性同伴であっても構わないという意見もありました。

下着店に男性同伴はナシ派の意見

次は、男性同伴はナシと考えている人たちの声を聞いていきましょう。
“下着というプライベートなものを選ぶ場所に、異性にはいてほしくない”という主張、なんだか理解できます。
“男性に見てもらうために素敵な下着を選ぶんだったら、選ぶ段階で見てもらったら、サプライズにならない”。
うん、確かに……。
さらには“パットとかバスト持ち上げの仕組みとかを知られるのは嫌！”という声には、思わず筆者も頷いてしまいました。
下着店に男性を連れて行くということは、ある種、女性のバストのからくりを知られてしまうのも同然ですものね。
さて、別の女性客が男性同伴だった場合はどうでしょうか？
“たしかに自分とは関係のない男性だけども、やっぱり下着選びを男性に見られることは不快”“下着店にいる男性よりも、連れてきている女性の方の気持ちが分からない”などなど、なかなか手厳しい意見も聞かれます。
男性同伴ナシ派としては、やはり下着という究極的にプライベートなアイテムを選ぶ場に異性が存在することに違和感があるようです。

下着店に男性入店アリ・ナシ派が共存できるのがベスト！

最後に、では男性同伴アリ派とナシ派がともに気分良く下着を買うことができる未来（大げさ！）について考えてみました。
それは、真剣下着選びは男性同伴ナシ、街角下着選びは男性同伴アリというすみ分けです。
デパートの婦人服売り場の奥にある下着専門コーナーや、矯正下着、パーツメイクなどを主流に扱う下着店などの“本気”下着店は男性同伴には不向き。
一方、街中のショッピングモールや駅ビルなどにあるカジュアルで、入りやすい雰囲気の下着店は、デートの途中で立ち寄ることもあるでしょうから、男性同伴もOK。
こんな風にすみ分けをすれば、女性も男性もお互いに心地良くショッピングが楽しめるのではないでしょうか？

まとめ

いかがでしたか？ 最近目に付いた光景・下着店への男性同伴。良いか悪いかではなく、アリだと思っている人と、ナシだと思っている人がいるということを踏まえて、お互いが気持ち良く下着選びができることが一番大切です。