話題のスーパーフードPART2・チアシード編

話題のスーパーフードPART2・チアシード編

チアシード レシピ

食欲の秋!美味しいものがたくさんあって、つい食べ過ぎちゃったなんてことはありませんか?油断するとアッという間に体重増加に繋がります。そこで、今回は「話題のスーパーフードPRAT2・チアシード編」と題して、「美人の素」とも呼ばれている、手軽に食べられて栄養価が高いと話題のチアシードをご紹介します。

♥チアシードって?

チアシード レシピ

チアシードは、シソ科サルビア属のミントの一種、「チア」の種のことです。メキシコなど、中南米で原産され、南米ではよく食べられている植物です。アメリカのFDAで栄養補助食品として認可され、その栄養価は前回、ご紹介したモリンガ同様に、チアシードさえあれば生きていけるといっても過言ではないほどの栄養素を含む食品です。「チア」とは、マヤ語で「力」を意味しています。シードは英語で種のことです。海外のセレブの間で大ブレイクし、日本でも、モデルさん達から大人気なスーパーフードです。チアシードには白と黒の2種類があり、白のチアシードはホワイトチアシードと呼ばれ、黒いチアシードより、栄養価が高く、品種改良して出来たチアシードの中でも最高峰といわれている「サルバチア」が誕生しました。チアシードはゴマよりも小粒で食べるとプチプチとした食感がします。そのままでも食べられますが、水や牛乳を加えて、10分~15分置いて、食べることがポピュラーです。

 

♥チアシードに含まれている成分と働き

チアシード レシピ

チアシードには、ダイエット、美肌、アンチエイジング、免疫力UP、心身の健康維持に欠かせない成分が幾つも含まれています。その代表的なものをご紹介します。

1:オメガ3脂肪酸(αーリノレン酸)

必須脂肪酸の1種。体内では作り出すことが出来ない成分です。炎症を抑える効果のほか、血管を拡張する作用、血管の詰まりを予防する作用などがあるため、血管を若々しく保ち、血液をサラサラにします。アンチエイジング、デトックス、ダイエット、美肌に効果があります。

2:必須アミノ酸

こちらも体内では作ることが出来ない成分です。チアシードには必須アミノ酸9種類の内、なんと8種類も含まれています。

*イソロイシン
*ロイシン
*メチオニン
*リジン
*バリン
*トレオニン
*フェニルアラニン
*トリプトファン

筋肉の増加作用、疲労回復効果、糖質の分解を促進する作用があります。免疫力UP,ダイエット、アンチエイジングに効果を発揮します。

3:食物繊維

腸内環境を整え、便秘の予防や改善に役立ちます。腸内に便が留まるのを短時間にする作用があるため、デトックス、ダイエットに効果があるほか、便秘は肌にも悪影響を及ぼしますから、美肌にも欠かせない成分といえます。

4:ビタミン

抗酸化作用が高く、酵素の働きを助ける成分です。美肌、ダイエット、アンチエイジング、健康維持、免疫力UPに欠かせない成分です。

5:タンパク質

酵素の原料となります。また、筋肉、内臓、皮膚、爪、髪を作る成分でもあるため、美肌、アンチエイジングなどに効果があるほか、免疫力の根源である、免疫グロブリンという抗体の原料ともなるため、免疫力UPに欠かせない成分です。

6:鉄分

赤血球を作る元になります。貧血の予防、改善に役立つほか、疲労回復効果もあります。貧血は美肌の敵ともいえますから、必ず摂取したい成分です。

7:カルシウム

身体の中で最も多いミネラルの1つ。骨や歯を構成する成分であるほかに、身体の生理機能を整えたり、心を安定させる作用があります。心身の健康を保つのに、欠かせない成分です。

8:マグネシウム

筋肉、内臓、細胞に存在する成分です。体内では作ることが出来ない成分で、300種類もの酵素を働きをサポートするという重要な役割を果たします。健康維持に欠かせない成分です。

9:亜鉛

必須ミネラルの1つ100種類の酵素の働きをサポートしたいます。また、、老化予防、免疫力を促進する効果などがあり、健康維持、免疫力UP、アンチエイジングに効果があります。

10脂質

身体を動かすエネルギーとなり、ホルモンの材料でもあります。脂質はダイエットに大敵などといわれますが、過度に摂り過ぎない限り、ダイエットに悪影響は与えません、逆に摂取しないと、エネルギーダウンして、体力が持たなくなったり、ホルモンのバランスが悪くなり、自律神経にも影響して、体調不良だけなく、メンタルバランスを崩すこともありますので、適度に摂取したい成分です。脂質もとりながら、新陳代謝をあげて、ダイエットするのが望ましいといえるでしょう。