前編では、異性との縁には生まれつき濃い・普通・薄いがあり、普通が一番、濃くともそれなりの苦労があるという話をした。
後編の今回は、異性との縁が薄い女子とはどのような状態か、そして縁が薄いか濃すぎて困っているならば役立つやもしれぬ呪法の紹介じゃ。
■異性との「縁」が薄いと冷遇や意地悪をされやすい!?
異性との縁が薄い、とはまず、異性と関わる機会がそもそも少ない状態である。
非常に縁が薄いタイプであると、まず、
・生まれながらに親の離婚や死別で「父親」がおらず、母が再婚や交際をせず「義理の父」もいない
・男の兄弟がいない。いても幼少期から仲が悪く、ほとんど口もきかない。
・就学先は「女子校」で男子がいない。共学でも女子との関わりは良好だが、男子とはほとんど関わりがない。あるいは意地悪されている。
・学校卒業後も、職場や趣味の場、生活圏に適齢期の男子がほとんどいない。(男子がいても既婚者、未成年、高齢者ばかり)いても、冷遇される、冷遇どころか無視される、意地悪をされる。
・初対面の男子、サービス業の男子にも冷遇をされる。例えば、初めて入った美容室の男性美容師やカフェの男性店員に、いつも自分だけ明らかに冷たい態度を取られる。
このようなことが日常茶飯事に起きる。縁の濃い女子や普通の女子に話しても、気のせい、あるいは自意識過剰と言われてしまうであろう。
が、これは異性縁の薄い生まれの女子にとっては、真実であろう。
■異性縁が薄い生まれにはメリットもある
さて、ではなぜ自分ばかりがこのような目に遭わねばならぬのか、異性縁が薄いのはなぜかというと、前編で最初に話したように、さまざまな原因があろうが、運命的には実は今世のこれからの人生で、異性縁が薄いことが生存と使命の達成に役立つという場合がある。
歴史上の偉大な芸術家の中には、異性縁の薄さを芸術作品に昇華した人物も多い。そこまでではなくとも、同性ばかりの世界でこそ認められ頭角を表し、充実した人生を送っている尊敬すべき人物は現代でも多かろう。
ゆえに、多くの男に冷たくされるのは、悲しく不愉快なことではあろうが、実は放置しても構わぬのじゃな。
使命を果たし終えたなら、そこからは普通の縁になる、あるいは反動で濃い縁になり、人生のある時期からは男・男・男で生きる者もおろう。
これは男では比較的多く見かける。若き頃はモテずにひたすら勉学や商売に励み、地位や名誉、金銭を得てからは女にまったく苦労しなくなったという者は男には珍しくなかろう。
■『縁結びの神』の加護を得て異性との縁を正常化!
しかし、やはり使命を果たせるかも分からず、果たせてモテるようになるとして、あるいはモテずともせめて普通にサービス業の男子や仕事で少しだけ関わる男子全般と、他の女子と同じ程度には笑顔で話かけられたいと願うならば、なにもせぬよりは何かしたほうがよい。
それは、現実的な異性に好かれる話し方や態度等々の訓練かもしれず、風水かもしれず、方法は世にたくさん出回っている。
が、ここではあまり誰からも知られていない『縁の正常化』のための呪法を紹介しよう。
その呪法とは……『出雲の神』に加護を依頼する祓詞を日々唱える方法じゃ。
これは、縁の薄さで困る女子のみならず、縁の濃さゆえに色恋沙汰で苦労している女子にもオススメじゃ。
■詠唱の文言と方法
以下の文言を、日に3度唱えておく。唱えるのは好きな時でよい。
『幽世の大神 憐れみ給い 恵み給え
幸魂奇魂 守り給い 幸い給え』
よみがなじゃ。
『かくりよのおおかみ
あわれみたまい めぐみたまえ
さきみたまくしみたま
まもりたまい さきわいたまえ』
そして、その3度は別に、異性に冷たくされたとき、あるいはされそうなときに、心の中でよいので3度唱える。
これにより、縁結びの神である出雲の大国主命のご加護が得られるという。
これは愛しき人との縁を繋ぐわけでも、嫌な相手との縁を切るわけでもないが、「とことん縁がない、冷たくされる」あるいは「やたらに近づかれる、執着される」など「縁」の本来あるべきバランスが崩れている場合に、良い加減に整えてくれるのだそうじゃ。
これだけで、長年の苦労が解消するとは決していえぬが、様々な方法を試す中に、この呪法を取り入れてみるのもよかろう。
前編:異性に意地悪されがちなおぬしへ(1)異性との縁は生まれつき「濃い・普通・薄い」が決まっている
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