お見合いパーティーの経験はあっても、本格的な「お見合い」の経験はない!
・・・そんな貴女に送る、私の「初めてのお見合い体験談」です☆彡
お見合いパーティー体験は人並み?にあって、記事にもしております。
しかし、「パーティー」という言葉がないだけで、なぜか重たくなる「お見合い」。
今回は、「仲介人=母親」という危険な香りのする体験談となっております。
人選はとっても大切です!!
なぜお見合いをすることになったのか
まずお伝えしたいのが、お見合いをするきっかけです。
三十路の独女はお見合いくらいする・・・と思いつつ、
なぜか避けてきた私・・・。
どうにか「出会い」とか「運命」・・・いや、「偶然」でもいいから
キラキラしたものを求めていたのです。
しかし母は違います。
何とか実家を出て欲しくて仕方ありません。(三十路+独身+実家のトリプル・・・)
そして母が下した決断は、
「義理のお義母さんは友達の方が楽しそう♪」
という楽観的な発想により、母友のジュニアとお見合いすることになったのでした。
お相手は東京、私は仙台。
でもお互い地元は一緒。
小中と同じ学校に通う先輩(お見合い相手)と後輩(私)でした。
見覚えがなく、記憶にも残っていないのですが、
同時期に同じ場所にいたことは、ある意味「運命!?」と無理やり納得することに。
「遠距離になるけど大人だから大丈夫よね?」と
交際前提で話は進み、1週間くらいでスケジュールが決まり、トントン拍子に
初お見合いを迎えることになったのです。
お見合い写真が卒アル!?
実は私、写真を見る・撮ることは好きなんですが、
自分が写るのが嫌いで・・・。
特に「お見合い写真」を撮影するとなれば、不格好な笑顔しか作れません!
そこで母には、「お見合い写真なしでいい?」と前から言ってました。
しかし!
意外にもすんなり「いいよ♪」といった天然の母は、とんでもない写真を選んでくれちゃいました。
それは、「卒アル」の写真・・・。
あ、ありえない。
20年も前の、マユ毛ボーボー、ニキビぶつぶつ、髪型ボサボサの
中学生時代の卒アルです。
それを相手のお母様に渡し、ついでに「相手の顔もその卒アルで確認したらいいよ♪」
というわけの分からない提案。
運転免許証の証明写真の方がまだマシだったか・・・と後悔しても時すでに遅し。
お互いに若かりし頃の写真で初対面することとなりました。
仲介人不在!?二人っきりでお見合いスタート
すでに天然感が満載の母ですが、お見合い当日もさすがでした。
「もう大人なんだから、二人で大丈夫よね♪」
と、当然のようにお見合い相手の先輩の連絡先を渡され、
「会場はここよ!」
と地図も渡され、準備だけは万端にして、当日は「行かないね♪」
という粋な計らい。
母は相手のお母様と、私たちをネタにお食事会をするのだそう・・・。
観念して、厳選されたお店に到着。
そこは、母の馴染みの小さなレストラン。
小さいときに来たことあるかも・・・。
後日談ですが、お相手もそこのレストランに行ったことがあるとか。
何だか恥ずかしいお見合い会場をセレクトする天然な母、さすがです。
10分前に到着し、そわそわ待っていると、
何やらキョロキョロする男性が来店。
もしや?と思ってみたものの、知っている顔は20年前の彼。
自信がありません。
ふと目が合うも、彼の方も自信なさげ。
そうです。
あちらもこちらも、昔の姿ではありません。
変わり果てた三十路の独男と独女しか、そこにはいません。
お互い数秒見つめ合う緊張感。
耐えきれなくなり、ちょっと微笑んでみる私。
ゆっくり近づく彼。
そうして初めてのお見合いはスタートしたのです。
話題は昔話と地元ネタ
とりあえず、自己紹介からお見合いスタート。
当然お互いの親を知っているのだから、初対面という気はしませんでした。
「うちらの親ってすごいよね」という親ネタから会話を進め、
次第に昔話へ。
彼「中学の○○先生知ってる?」
私「あ!2年の時の担任でしたよ」
彼「本当?あの人いっつもジャージINだったよね」
私「ですね~笑 ある意味流行りの最先端でしたよね」
そして地元ネタへ。
私「地元に○○ができましたよ!」
彼「あれ・・・なかったっけ?さすが田舎だ」
私「あ~自分の地元なのにー」
彼「いやいや、東京に20年いればそうなるよ」
気づけば昔話と地元ネタの嵐。
学校の先生ネタや地元に進出したお店の話。
お互いのことをあまり話してないことに気付いたのは、
2時間後でした・・・。
結局、「母友の息子・娘」のポジションのまま
ランチを食べながら、2時間いろんな話をして、
盛り上がったときもありました。
でもそれは、お互いのことを話したのではなく、
共通した昔話と地元ネタに笑っただけでした。
とてもラブ?な雰囲気にはならず、むしろフレンドリーな雰囲気。
お相手もそう思ったそうです。
彼「なんか、お互い今何してるとか、趣味とか、話さなかったね」
私「ですね。昔話に花咲きっぱなしでしたもんね」
とお互いに反省しつつ、その日は解散ということに。
可もなく不可もなく
お見合いから帰ると、
母には「どうだった?良い息子さんだったでしょ♪」と自信満々に言われたけど、
正直「知人」もしくは「友人」止まりだなと思ってました。
たぶん向こうも同じです。
母友がチラついて、変な気遣いが生じてました。
とにかく場を盛り上げようと無理に昔話をしたり・・・。
まっさらな気持ちでお見合いできなかったんですね、正直。
結果、お互いの親を気遣い、
「良い人だけどお友達かな?」
という、やんわりとしたお断りをしました。
彼の方からも、
「仕事が忙しいし遠距離は難しい。だけど良い友人にはなれそう」
という、ふわっとしたお断りがあったそう。
今でもたまにメールはしますが、あえて会ったりはしません。
微妙な距離を保ち、「友人の子どもたち」というポジションを守ってます。
「恋人にはならなくても、良い関係だよ」
と、互いに連絡する仲であることは報告済み。
お互い早く相手を見つけないと、母が新たに行動しかねないという危機感に襲われてます。
「仲介人=母」は、とても危険な法則です。
結婚相談所とかでお見合いした方が気楽かな?と感じました。
結論
以上が、私の初めてのお見合い体験談です。
とても微妙でお見合いなのか?と疑問に思うところもありますが、
何事も経験。
お見合いにカウントさせていただいております!
でも、やはりお見合いの仲介人はとっても大切な役割ですね。
・へたに近い存在だと気を遣う=「母、親戚、友人」など
・他人だとお金がかかる=「お見合い相談所、お見合いパーティー」など
自分はどういうお見合いがいいのか、これからも体験していこうと思ってます。
今回は失敗談ではありませんが、「紹介者がキーパーソン」
という点を参考にしてもらえるといいかもしれません。