美術を楽しみたいけど、お金はあまりないし、画廊や百貨店のギャラリーはちょっと敷居が高いという人向けに、0円でアートを楽しむ方法をご紹介します。
まず、当然ですが美術館!
実は美術館には、あらかじめ無料公開の日を設けているところが結構あるんです。
1 美術館の無料公開日に行く
国立西洋美術館
引用:http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html
毎月の第2、第4土曜日、文化の日(11月3日)は常設展が無料になります!
東京国立近代美術館
毎月第1日曜日、国際博物館の日(5月18日)、文化の日(11月3日)は常設展が無料になります!
けれど美術館意外にも、無料でアートを楽しめる施設はたくさんあります!
2 大学の美術館・博物館に行く
アカデミックな空間で、無料で芸術を楽しめます。
学生以外は利用できないと思いきや、図書館や薬草園、付属美術館などを地域住民や一般に無料開放している大学はたくさんあります。普段は一般開放していない学内用の施設でも、文化祭などの期間限定で一般開放することも。
※有料の展示会もありますので、行く前に必ずチェックしてくださいね。
武蔵野美術大学
武蔵野美術大学美術館では、定期的に企画展が開催されており、絵画や彫刻、デザインや映像など多岐にわたるジャンルを楽しむことができます。武蔵野美術大学で教鞭を執った教師陣の作品も収納されており、多くの収蔵品を楽しめます。またギャラリートーク等も行われており、プロの講義が楽しめます。
四月には大学の美術館ならではの卒業制作展が開催されているので、一足先にこれからプロになる可能性を秘めた学生の作品を楽しむことができます。
現在開催されている「所蔵品展 ―絵画と彫刻をめぐる抽象表現」「平面を超える絵画:インスタレーションと日本画的感性」「GROUND2 絵画を語る―見方を語る」は無料で鑑賞することができます。
インターメディアテク
引用:http://www.intermediatheque.jp/
日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなうこちらの施設では、学術標本や研究資料などが見られます。
東大は他にも東京大学総合研究博物館、小石川分館や駒場博物館など、一般人でも楽しめる施設をいくつも持っています。アカデミックな空間で、ぜひアートを満喫してください。
3 企業のギャラリーに行く
都内には数多くのギャラリーが存在しますので、一日中アートを楽しむことができます!
※有料の展示会もありますので、行く前に必ずチェックしてくださいね。
TOTOギャラリー・間
引用:http://www.toto.co.jp/gallerma/
国内外を問わず建築家を中心に展示会だけでなく、講演会も開催されています。過去にはスイスやノルウェーの斬新な建築や、中村好文氏のようなほっとするような作品から、ノスタルジックな雰囲気漂う安藤忠雄氏の作品も展示されていました。
2017年3月19日まで開催の「堀部安嗣展 建築の居場所」は無料で楽しむことができます。
ポーラ ミュージアム アネックス
引用:http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
銀座を歩いていると、ふっと目につくこのポーラミュージアム。最初に訪れたきっかけは、足を休めたかったからでした。ソファに沈んで、壁にかけられた絵をゆったり眺めるのはとても居心地がよく、以来度々足を運んでいます。
2016年9月25日まで開催の「ウルトラ植物博覧会2016」西畠清順と愉快な植物たちは無料で楽しむことができます。
資生堂ギャラリー
引用:http://www.shiseidogroup.jp/gallery/
こちらも銀座にある老舗のギャラリー。過去にはインスピレーションを刺激するようなダヤニータ・シンの写真展や、こちらのギャラリーのために組織された椿会展などのグループ展も楽しめます。特にshiseido art egg 展では次世代のアーティストを楽しむことができます。2017年3月26日まで開催の「吉岡徳仁 スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線」は無料で楽しむことができます。
DNP ミュージアム
大日本印刷株式会社によって運営されているDNP ミュージアムは、要予約制です。2016年9月4日まで開催中の「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」は無料で楽しむことができます。
NTTインターコミュニケーション・センター
引用:http://www.ntticc.or.jp/ja/
オープンスペースは無料ですが、展示会はそれぞれの展示会によって入場料が異なります。
2017年3月12日まで開催されている「オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス」は入場無料で楽しむことができます。また無料で参加できるワークショップもたくさんあります!
以上、0円で楽しめる美術館やギャラリーの紹介でした。紹介した以外にも、無料で楽しめるアートスポットはたくさんあります!
散策がてら、ぜひ探してみてくださいね。